伝道者の情念
使徒の働き16:11~15 テアテラ市の紫布の商人で、神を敬う、ルデヤという女が聞いていたが、主は彼女の心を開いて、パウロの語る事に心を留めるようにされた。そして、彼女も、またその家族もバプテスマを受けたとき、彼女は、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください」と言って頼み、強いてそうさせた。(14~15)
定刻礼拝のための讃美 / 256番 目をあげ天を見よ
伝道者の情念を持つためには、伝道が何であるかを知らなければなりません。伝道は福音によって私を生かすことです。現場にいる者に神様を知るようにさせること、霊的な問題に陥って死んでいく人を生かすことです。神様がイスラエルの民に福音を与えられましたが逃して滅亡へと陥りました。これを見た人が時代ごとに抱いたのが伝道者の情念です。伝道者は契約の情念を持つべきであって、世的な情念を持つと死にます。
1. 霊的な目
契約の情念を持つときに霊的な目が開きます。ヨセフは奴隷になって監獄に行ったことが問題ではありませんでした。モーセはイスラエルの民が苦難に会うことを知って、神様が自分を召してくださったことを悟りました。契約の情念を持ったサムエルはダビデに契約の箱と神殿についての情念を伝えました。イスラエルが滅ぼされたとき、イザヤは切り株を見ました。パウロはユダヤ人に福音があかしされれば私は滅びてもよいと言いました。
2. 時代を生かす伝道者
神様は契約の情念を持った伝道者に一時代を任せて、時代ごとに用いられました。伝道者の情念を持ったパウロに神様は時代の重要な答えをくださって、伝道者パウロに会ったルデヤにも伝道者の情念がありました。パウロを家に受け入れたら事業に大きな問題がくることもあったでしょうが、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください」という大胆な信仰を持ちました。ルデヤの中心を知った神様は大きく用いられました。
3. 霊的問題の解決
伝道者の情念を持った伝道者を通して、神様は時代の霊的問題を解決されます。パウロが行く所ごとに迷信と占い、偶像が崩れました。パウロはその時代の最高の働き人として用いられました。個人と家庭の霊的問題は福音だけで解決できます。時代の霊的問題を見ながら伝道者の情念を持たなければなりません。
- 世的な情念は失敗しますが契約的な情念は成功します。伝道者の情念を抱いて祈りに励むなら暗やみの勢力は崩れます。伝道者の情念を持って祈りの祝福を味わいましょう。
核心訓メッセージ / 2011. 4. 23