待つ奥義
ローマ16:23 私と全教会との家主であるガイオも、あなたがたによろしくと言っています。市の収入役であるエラストと兄弟クワルトもよろしくと言っています。
定刻礼拝のための讃美 / 356番 すくいぬしはわがため
初代教会は、弱く、迫害を受けました。ローマとパリサイ人は、初代教会を踏みにじって、いのちまで奪いました。苦しい時期に、イエス様は初代教会の信徒たちに待ちなさいと言われました。(使1:14)慕い求める心で待つことが信仰生活であり、祈りであり、礼拝です。待つ時間があるならば、聖霊が強く働かれます。初代教会はどのようにして待ったのでしょうか。
1. 待つ内容
何を待ったのでしょうか。救われたのですが、初代教会の信徒が持ったものを待たなければなりません。キリストが私の生活と家庭、産業、現場に現れるように待つのです。神の国が臨むように待つのです。聖霊に満たされるように待つのです。この契約を味わうならば、五旬節の日の働きが起きます。
2. 待つ方法
どのように待てばよいのでしょうか。初代教会は、ただ祈りに専念していました。(使1:14) 祈りの力を体験するならば、神の国が臨み、唯一性の働きが起きます。そして、みことばが全地域に起こされることを待つのです。(使6:7) 患難がやってきても大丈夫です。私たちにはさまざまな問題が起きますが、その問題にだまされなければ答えは早くやってきます。初代教会の信徒は、多くの人気、名誉などに惑わされず、それらを恐れることもありませんでした。この働きはだれも防ぐことができませんでした。今日の伝道、みことば、祈りを味わって待ってください。
3. 待つ結果
神様の約束を待つならば、実は出てきます。危機の中でただ祈りに専念するときに、聖霊の満たしが臨みます。そして、イエスを信じる人を殺そうと回っていたパウロが、宣教師として変えられる不可能なできごとが起きました。重要な答えを本格的に味わった人は、ローマ16章の人々です。ガイオとエラストのような人々は、マケドニヤとローマが生かされる働きを想像できませんでしたが、祈りながら待ったときに、神様の時刻表通りに成し遂げられることを見るようになりました。
- 祈りは、神様の霊的背景と、神様の時刻表の中に入ることです。定刻祈りの時間に、神様の大きな祝福の中に入りましょう。
核心訓練メッセージ / 2011. 4. 16