事情を知らせる者
エペソ6:21~24 あなたがたにも私の様子や、私が何をしているかなどを知っていただくために、主にあって愛する兄弟であり、忠実な奉仕者であるテキコが、一部始終を知らせるでしょう。テキコをあなたがたのもとに遣わしたのは、ほかでもなく、あなたがたが私たちの様子を知り、また彼によって心に励ましを受けるためです。 (21~22)
定刻礼拝のための讃美 / 278番 わが主のみ前に
まことに救われた神様の子どもであるならば、聖霊が私とともにおられます。福音を知ってもうまくいかない理由は、事実を正確に見ていないためです。私たちが世の中を事実的に知って、霊的な事実を正確に知ると、成功者として立ちます。また、福音の力を事実的に知って伝える人として立つのであれば、多くの人を生かし、世の中を生かすことができます。「事情を知らせる者」ということは、事実を見て、正確に伝える人を意味します。神様の事実を持っている人は、神様の祝福を受けるようになっています。それならば、どのような事実を意味するのでしょうか。
1.純粋な福音伝達者
終わりの時代になると、惑わす者が立ち上がり、多くの人を偽りの中に落とします。だまされてはなりません。神様の子どもは、テキコのように純粋な福音を伝えなければなりません。神様を知ることと召されたことの望み、受け継ぐものの豊かさと力の大きさを知って伝えなければなりません。イエス・キリストを信じる瞬間、神様の子どもになり、過去、現在、未来の問題が解決され、あとに来る世々において証拠が起きます。宣教は戦争と霊的な問題を止める唯一の道です。足りない人々が集まって、互いを完全にさせ、奉仕しながらキリストのからだを建て上げる場所が教会です。この純粋な福音を伝えるとき、神様の働きが起きて、暗やみの勢力は完全に崩れます。
2.現場の事実伝達者
現場を事実どおりに見なければなりません。この世の中は、サタンが世の神、世の支配者のように君臨しています。そのため、この地でどんなに立派な人でも、福音が必要です。そのため、現場でもっとも祝福されることが伝道です。福音は完全なことであり、みなを生かすものです。パウロは福音のために、死も恐れませんでした。
3.個人の事情伝達者
パウロはテキコに個人の事情を知らせました。テキコは、個人の事情を事実どおりに見た人です。苦しみを受けている教会、または、牧師先生と信徒の葛藤があるならば、この部分を見ていないゆえです。パウロがテキコを送ったことは、パウロが何をしているかを事実どおりに知らせ、祈りをお願いするためでした。パウロと主のしもべ、弟子の働きが通じました。祈るとは、そのためのことです。
- 問題が来たとき、事実を正確に見ると、待つべきなのか挑戦すべきなのかが分かります。 霊的な事実が私たちの背景であることを知って、霊的な力を準備しましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2011. 3. 13