伝道者の生活の基礎
Ⅱテモテ3:14~17 けれどもあなたは、学んで確信したところにどどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。 (14~15)
定刻礼拝のための讃美 / 133番 きのうも今日あす
伝道者は、いつも周りにいるすべての人に福音を伝えることができるように祈らなければなりません。このように祈るならば、生活の中で多くの答えを発見することができます。仕方なく生きていく伝道者の生活になると、神様のくださる答えを受けることはできません。神様のくださる力を持った人は、世に十分に打ち勝つことができます。その始まりが、まさに伝道者の生活です。
1.生活の基礎が作られる時期
すべての人には、生きていく中で出会いがあります。また、だれでも特別な環境の中にいます。こういった出会いや環境に従って、生活の基礎が決まります。今日の伝道を回復するために、必ず私の出会いと環境の中で神様の計画を見つけなければなりません。この時に、私のするべき祈りの課題を発見することができます。そして、みことばを握るときに、重要な伝道の門を発見するようになります。
2. 出会いの祝福
テモテは、祖母ロイスと母ユニケから信仰を受け継ぎました(Ⅱテモテ1:1~5)。また、パウロという教会の指導者から、重要な指導を受けました(Ⅱテモテ2:1~7)。そして、現場では伝道する人と、伝道者の務めを果たしました(Ⅱテモテ4:1~5)。人は、だれかと一緒に出会いながら生きていきます。しかし、だれに出会って何を一緒にするかが重要です。今日の出会いの中で、真の福音を伝える出会いを回復しなければなりません。
3. 習慣
今日、生きていく姿のうちほとんどの部分が、習慣によって決定され、小さな習慣を通して人生が変えられたりもします。そのため、若ければ若いほど、良い習慣を持つことが重要です。特に、読書を通した勉強する習慣、運動を通して人生の余裕と規律を整えることが重要です。人生を決定付ける習慣の中で、一番重要なのが伝道者の生活です。これが、生活の基礎になります。私が今生きるべき理由は伝道です。伝道のために生きていく人の始まりと終わりを神様が責任をもってくださいます。
- 伝道者の生活を、次世代と弟子たちに伝えなければならない理由を黙想しながら、伝道のために小さな実践に一つ挑戦してみましょう。
伝道学メッセージ/ 2011.3.12