世を生かす伝道者の生活
Ⅱテモテ4:1~8 神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思って、私はおごそかに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。 (1~2)
定刻礼拝のための讃美 / 276番 灯台はるか
私たちは伝道運動を通して、必ず教会を生かさなければなりません。教会が生かされてこそ、民族と世界を生かすことができます。現場には、想像以上に飢え渇いている人と揺れている人が多くいます。それで、世の中を生かすために、必ず定刻祈りを通して力を得なければならず、常時祈りを通してすべてのことと現場を祈りにつなげなければなりません。24時の祈りを通して、大きな変化に挑戦するべきです。世を生かす伝道者は、今からどのような土台を準備するべきでしょうか。
1. 家庭の土台(Ⅱテモテ1章)
今まで、家庭で起こったすべてのことは全部土台です。私たちが家庭で体験してきた環境や苦しみ、涙と家族は、私たちを伝道者として立たせてくれる土台です。今から、伝道者は家庭にあるすべての環境と苦しみ、人にだまされることなく、これを土台とするべきです。これが、福音の力です。
2. 個人の土台(Ⅱテモテ2章)
私たちの一番重要な根源であるキリストと、その方の恵みの中で強くあるべきです。そして、現場に備えられた忠実な弟子を見つけなければなりません。私たちは、キリストの霊的な兵士として呼ばれたので、個人的なことに縛られず、何事も思い煩うことなく、競技する者のようにみことばだけに従っていけばよいのです。そして、農夫のようにまず最初に力を得、恵みを受けて、このみことばを土台としなければなりません。
3. 世の土台(Ⅱテモテ3章)
終わりの日が近づくにつれて、世の中はどんどん困難の中に陥っています。そして、多くの人が自分自身を愛し、お金を愛するなど、間違った道を進んでいきます。そのため、世の中には偶像と宗教、おかしな団体が急増しています。私たちは、これらすべてを機会として、伝道者の道を歩まなければなりません。
4. 教会の土台(Ⅱテモテ4章)
私たちは、神様の御前で、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリストの御前で、その現れとその御国を思って、宣言される神様のみことばを土台としなければなりません。そして、時が良くても悪くても、福音を宣べ伝えなければなりません。だんだんと、人々は真理から耳をそむけ、空想話にそれて行き、揺れているので、そのため苦しみを受けたとしても、伝道者の使命を全うしなければなりません。私たちが、まったく人間主義を使うことなく、聖霊の導きを受けて、他の動機を持っていない真の伝道者であるなら、神様は隠しておいた弟子を必ず私たちにつけてくださいます。
- 私はどんな土台を持って、世を生かす伝道者の生活を実践するのかを黙想してみましょう。
モッポ集会メッセージ 2講/ 2011.3.8