人生の根本
Ⅰサムエル 3:1~3 少年サムエルはエリの前で主に仕えていた。そのころ、主のことばはまれにしかなく、幻も示されなかった。その日、エリは自分のところで寝ていた。―― 彼の目はかすんできて、見えなくなっていた ―― 神のともしびは、まだ消えていず、サムエルは、神の箱の安置されている主の宮で寝ていた。
定刻礼拝のための讃美 / 102番 キリストにはかえられません
失敗する人には失敗する理由があり、成功する人には成功するしかない理由があります。世の中で成功もしなければなりませんが、福音の中での成功がさらに重要です。福音の中で成功する生活を送るためには、出会いと人、地域、現場に伝道の絵がなければなりません。この伝道者の生活は、幼い頃から形成されることが重要です。そのためには、今日私はどのように伝道者の生活を送ればよいのでしょうか。
1. 根本が作られる時期です
主を恐れることは知識の初めです(箴言 1:7)。特に、根本が形成される幼い時期に、知識の初めである福音を正しく伝えられることが一番重要です。考えの中に何が根を下ろしているのかに従って、人生全体が変わってきます。特に幼い頃に入ったものは、年をとっても簡単には変えられません。今日くださる神様のみことばを、考えと心に入れなければなりません。だから、次世代を生かすRemnant運動が重要なのです。
2. 神様の契約を心に入れなければなりません
サムエルは、幼い頃から母の誓願によってナジル人という契約を握りました。本人も知らないうちに、すでに契約の中にいました。そして、幼少時代を神殿で過ごしました。重要な時期に何をするかも重要ですが、どこにいるのかがもっと重要です。サムエルは契約の箱の隣で寝ていました。エリ祭司長は年老いて、神様の幻も示されない時代でした。このとき、サムエルは契約の箱の隣で神様のみことばを聞きました。
3. 当然な結果として表われました
幼い頃に入ったものは、必ず結果として表われます。サムエルはことば一つも地に落とされない答えを受けました。また、人の力によっては不可能なミツパ運動を起こしました。その中で、ダビデのような次世代が出てきました。次世代に契約を正しく伝え、時代の中で神様の働きを見るためには、毎日、聖霊の導きを受けて聖霊の満たしの力を味わわなければなりません。今日も伝道者の中心を持って伝道日記をつけてみてください。そのとき、逃していた今日の祝福を発見することができます。
- Remnantに向けられた神様の計画を深く黙想してみましょう。そして、毎日伝道者の日記をつけながら逃していた伝道者の生活を回復してみましょう。
伝道学メッセージ / 2011.3.5