伝道者の生活
使徒1:1~2 テオピロよ。私は前の書で、イエスが行い始め、教え始められたすべてのことについて書き、お選びになった使徒たちに聖霊によって命じてから、天に上げられた日のことにまで及びました。(1~2)
定刻礼拝のための讃美 / 88番 わが友にます
テオピロは、医者ルカにキリストに対しての説明を聞いた新しい家族でした。ルカは、テオピロにキリストがだれであるのか、キリストを発見した神様の人がどのような伝道者の生活を生きて、伝道者の生活を歩んだのかを手紙に記録して伝えました。新しい家族に一番必要なものが伝道者の生活です。新しい家族を助ける重職者には、伝道者の生活は基本です。そして、教役者には、伝道者の生活は必須です。
1. 使徒の働き 1:1
医者ルカは、テオピロという新しい家族にメッセージを伝える重職者でした。伝道者の生活を生きていたルカは、ルカの福音書と使徒の働きの証人文書を残しました。そして、伝道者の歩みを細かく記録した文は、2千年が過ぎた今でも世界福音化のために走っている伝道者に土台と答えになっています。
2. 使徒の働き 1:14
初代教会の信徒は、マルコの屋上の間に集まった弟子たちと、すでにキリストと神の国、聖霊の満たしに対する答えを出した人たちでした。この答えを持って集まったときに、どういったことが起きたでしょうか。最初に、正確な神様の時刻表に、聖霊の満たしの働きをみんなが体験して、15カ国に伝道の門が開かれました(使徒2:9~11)。次に、厳しい迫害があったにもかかわらず、3千人の弟子が起きました(使徒2:41)。三つ目に、福音のために献身する弟子が立てられました(ローマ16:3~5)。神様のみことばを握って伝道者がともに祈るならば、聖霊の働きと、聖書的な伝道の答えが私たちの現場に起きるようになります。
3. 使徒の働き 9:15
現場で神様の契約のみことばを握って祈っていた神様の人に、神様の喜ばれる具体的な実が結ばれました。神様が世界福音化のために選んだ器である迫害者であったパウロが、悔い改めて立ち返りました。その後、パウロ一人によって、大きな伝道の働きが起きました。また、パウロを通して、14巻の書簡が書かれました。そして、ローマ書16章の人物たちも出てきました。このような祝福が入っているものが伝道者の生活です。
- 今日実践して味わう伝道者の生活は何でしょうか。具体的に探し出して黙想してみましょう。
産業宣教メッセージ/ 2011. 2. 19