伝道者の生活と初代教会
使徒1:1~14 テオピロよ。私は前の書で、イエスが行い始め、教え始められたすべてのことについて書き、お選びになった使徒たちに聖霊によって命じてから、天に上げられた日のことにまで及びました。イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。(1~3)
定刻礼拝のための讃美 / 350番 わが罪きよめて
異端の汚名、法廷拘束などの問題を起こす宗教団体と、自分の利益を追求する利益集団、世論にしたがって動く恐ろしい政治集団という勢力の中で、初代教会はどのように勝利したのでしょうか。まことの信仰を告白した初代教会は、すべての苦しみに信仰によって打ち勝ちました。初代教会のように、まことの信仰を持つならば、暗やみの勢力は打ち砕かれ、私たちとともにおられる神様の働きを見るようになります。
1. 救いの感激を味わいました
初代教会の信徒は、サタンのだましをよく分かって、すべての問題の解答である「女の子孫」という福音の奥義を知って集まった人たちでした。すべての人がのろいと災いにあったときに、箱舟の奥義を味わって感謝しました。これから先、にせ物の教会と預言者たちが起き上がって、福音を持った人を迫害するということ(マタイ25章)を知っていました。
2. 答えを越えて契約を握りました
初代教会の信徒は、答えを越えてキリストだけを握って世の中のことを乗り越えた人たちでした。利益と人種、文化、考えの違いをすべて捨てて、イエスがキリストであることを告白する人たちだけが集まりました。現場で神の国がともにあることを体験して、聖霊の満たしを日々新しく味わう人たちでした。ともに集まると、ひとつの心になってともに祈ることを喜びました。
3. すべてのことを味わいました
初代教会の信徒が味わった最高の祝福は、インマヌエルでした。すべての民へ行きなさいと命令されたときに、世の終わりまでいつもともにおられると言われた約束を味わい、天の御座で私たちとともにおられ、聖霊の満たしによってともにおられるという約束を味わいました。暗やみの勢力を打ち砕く権威を受けて、王である祭司として、光を宣べ伝える者として呼ばれたということを最後まで信じて従いました。
- 答えを越えてキリストだけを握り、世のことを捨てるまことの信仰を回復する伝道者の生活を実践してみましょう。救いの感激と、すべてのことに感謝する最高の始まりになるはずです。
核心メッセージ / 2011.2.12