専門家のための神様のみことば
Ⅲヨハネ1:2 愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。
定刻礼拝のための讃美 / 543番 恵みの高き峰
初代教会の伝道者が、現場にいる弟子に送った手紙の内容が、新約聖書の正典(Canon)です。このように、伝道現場で書かれた手紙と情報が、今は永遠に残って、世界を変える神様のみことばになりました。今日の本文は、使徒ヨハネを助けた専門家ガイオに送る神様のみことばです。
1.専門家の特性
今の世界は、少数の専門家によって動かされています。今までの20世紀の間、全世界を動かした専門家100人の中で、アメリカから70人が出たそうです。全世界は60億を超える人口がいますが、世界を動かした人は専門家であることを認めるしかありません。このように専門家が重要です。しかし、成功した専門家であるほど、他人に言えない霊的な問題が深刻です。聖書は、バベル塔事件を例にあげています。多くの人が成功に向かって走り、熱心に努力して成功したりもします。しかし、神様を知らなければ、成功するほど霊的な問題を経験して、これを解決できずに崩れると語られます。そのため、世の中はだんだんと苦しみに陥ります。
2.専門家が持つべき必須事項
福音専門家が持つべき三つのことがあります。最初は、技能の専門性を持つべきです。二番目は、自分にある技能を福音で再解釈して、再適用しなければなりません。これが、技能を持つ専門家の使命です。福音を深く味わえないと、成功しても霊的な問題に勝つことができず、むなしく崩れます。福音だけがこの問題を解決できます。三番目は、弟子を残すことです。
3.唯一性
福音を持つ専門家には、唯一性が必要です。唯一性がなければ、世の中に勝つことができません。自分が持つ技能で唯一性の答えを受けて、その技能を伝道と宣教の唯一性へと持って行くべきです。そして、専門家同士で伝道者の生活を送ることができるように助けなければなりません。また、実際に苦しんでいる専門家に、福音の影響を及ぼすことができなければなりません。
- 私の周りにある専門家を生かすために、どのように始めるべきでしょうか。また、私自身を福音を持つ専門家として立てるために何を準備すべきでしょうか。
産業宣教メッセージ/ 2011. 2. 12