世界を見なさい
Ⅱコリント4:4~6 その場合、この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです。 (4)
定刻礼拝のための讃美 / 101番 主イエスのみ名こそ
時代ごとに、急に滅びた強国が多くあります。私たちは歴史を見る目を持つべきです。聖書は、この世の神(Ⅱコリント4:4)、この世を支配する者(ヨハネ16:11)であるサタンが、背後で働いていることを明らかにしています。時代ごとに、福音を持つ神様の人々が立ち上がるとき、世界が変わりました。これが聖書の話であり、教会史の話です。暗やみが強く働く世の中で、私たちの役割は何でしょうか。
1.天のみことば
私たちは、世の中と時代を見ながら、天のみことばを悟らなければなりません。ヨセフは、総理になったとき、30年間祈っていた天の契約が成就されたことを見ました。モーセは、80年間、天のみことばを心に抱きました。サムエルは、ミツパ運動を起こして、30年間持っていたみことばの成就を見ました。ダビデも、羊飼いだった頃に握ったみことばが成就されることを見ました。初代教会は、イザヤ預言者以降、700年ぶりに天のメッセージを回復しました。ルターは、初代教会以降、なくなった天のみことばを、1500年ぶりに回復させました。今日、私に聞こえる天のみことばは何ですか。
2.三つの働き
天のみことばが回復されるとき、三つの働きが起きました。最初に、文化を変える働きが起きました。エジプトに降された10の災いは、エジプトの文化を変える事件でした。二番目に、宗教をいやす働きが起きました。三番目に、次世代を生かす働きが起きました。福音の次世代が起きるとき、まことに時代を生かすことができます。
3.三つの時代
これから私たちの前に三つの時代が広がっていくでしょう。最初に、Remnant時代です。時代ごとに逃した契約を握ったとき、福音を持つ次世代が立ち上がりました。二番目に、重職者時代です。天のみことばを握った重職者が確立すると、世界を変えることが起きます。三番目に、伝道者時代です。すべての現場ごとに伝道者が立ち上がり、世界を生かすことが起きます。
- 私の心に込められた天のみことばがありますか。もし、天のみことばを逃しているなら、霊的な目を開いて、みことばに慕い、神様に心を込めた祈りを始めましょう。
世界大学修練会 2講 / 2011. 2. 8