最後の決断
ヨシュア24:14~18 もしも主に仕えることがあなたがたの気に入らないなら、川の向こうにいたあなたがたの先祖たちが仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のエモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、どれでも、きょう選ぶがよい。私と私の家とは、主に仕える。(15)
定刻礼拝のための讃美 / 352番 主イエスわが君
本文は神様の働きを成し遂げた指導者ヨシュアの告白です。イスラエルの民に言った最後の頼みであり、信仰の告白です。この告白が過去の話であると思わないで、今日私たちにくださる神様の御声として聞かなければなりません。みことばを通して契約を確認して、聖書の歴史と事件を通して信仰の選択と決断をすることが重要です。一度だけの人生を生きながら一番必要なものは確実な私の信仰です。
1. 過去の証拠を握って行きなさい
福音を持っているアブラハムの家系、信仰の人ヨブ、キリストを悟った初代教会を、だれも崩すことができませんでした。どんな環境と苦しみがあっても、非真理が真理を、暗やみの勢力が聖霊の力に勝つことはできません。羊の血を塗った日、エジプトから出てきて、この契約を持って紅海も分けて、ヨルダンも渡って、エリコも崩れて、敵のエモリ軍にも勝って、日と月がとどまる奇跡が起きました。聖書には福音の力によって勝利した証拠が記録されています。この事実を信じる私は救われた神様の子どもであり、神の国の民であるという信仰でしっかりしなければなりません。
2. 今日の信仰を持って行きなさい
カデシュ・バルネアで10人の偵察隊がカナンに入れないと言ったとき、ヨシュアとカレブはできると言いました(民14:1~10)。エリコを崩された神様は今も私たちとともに働いておられます。エモリ人との戦闘では日と月がとどまり、アナク人との戦闘ではカレブが勝利しました。アドナイ・ニシの神様は今も働いておられます。すべてを譲っても今日の信仰を持って行くことが重要です。
3. 今日よりもっと重要な未来があることを知って行きなさい
カナンに入ったからといって終わったわけではありません。カナンの地の7つの民族との戦いがまだ残っていて、その地は相変わらず偶像に満ちています。そのようなとき、ヨシュアの最後の決断は自分と子孫の前でとても重要なことでした。キリストの契約を握って世界福音化する座に行くまで体験すべき祝福と答えが残っています。今日の伝道者の生活を未来につなげればよいのです。目に見える証拠がなくても今日よりもっと重要な未来が約束されていることを信じなければなりません。主を恐れながら完全で真実な心によって仕えることを決断しなければなりません。
- ヨシュアの最後の決断が私の決断になるように確固たる信仰について黙想してみましょう。
インマヌエル教会聖日1部 / 2011.1.30