伝道者の目
Ⅱコリント5:17 だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
定刻礼拝のための讃美 / 210番 主イエスに罪をゆるされて
神様が、他の人とすべての民族を生かす伝道者として呼ばれました。私自身に答えが来ることよりも、もっと重要なことは、現場に神様の働きが起きることです。伝道者の生活の中で、どのようにすれば神様の働きを成し遂げることができるのでしょうか。伝道者が必ず見なければならないことがあります。
1. 備えられた人
今日の私の歩みの中に、必ず神様が備えられた未信者がいます。伝道者である私はなにかをする以前に、まずこの目を開かなければなりません。備えられた人の中には、確かに忠実な人がいて、その中に弟子がいます。もっと詳しく見るならば、備えられた使命者もいます。このすべてを神様が完全に治めておられます。私が伝道者であるならば、「今日出会う人が備えられた人ではないだろうか」という考えを持たなければなりません。そうするならば、実がなくても聖霊が私に必ず働かれます。
2. 神様の視野
神様は、伝道のためにすべての時刻表を治めておられます。また、伝道のためにすべての道しるべを持っておられます。また、伝道のための確かな目標を持っておられます。今日のみことばと祈り、伝道を通して、私の生活が伝道者の生活の中に入っていなければなりません。私が毎日、今日のみことばと祈り、伝道を実践するならば、私の生活が神様の時刻表と正確に合うようになります。
3. 神様の方法
一つ目、ただキリストです(使1:1)。キリストは、私のすべての問題を解決された方です。私はすでに、過去の問題から解放されました。二つ目、ただ聖霊です(使1:8)。これから先、私が進んで行かなければならない未来は、聖霊の満たしと世界福音化です。三つ目、神の国です(使1:3)。そのため、私にとって一番重要なのは現在です。過去と未来の間にあるのが現在です。ここで数多くの出来事が起こります。絶望的に感じることもあります。全く希望がないように思えることもあります。伝道者たちも、汚名を着せられて迫害されました。このときに、私の基準を現実に置かず、神の国に置かなければなりません。神様にすべてを任せればよいのです。これが、伝道者が味わわなければならない祝福です
- 今日、私の一日のスケジュールを確認してみましょう。神様が備えられた人がいないかどうか、祈りながら出会いを尊いものにしましょう。
伝道弟子訓練メッセージ / 2011.1.25