必ず見なければならないこと
マタイ 9:35~38 それから、イエスは、すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやされた。(35)
定刻礼拝のための讃美 / 274番 いともかしこし
神様の子どもが問題、葛藤、悩みに揺れている間、現場には福音を伝える人と、答えを言ってあげる人がいなくて、多くの人が苦しみと災いに陥っています。黄金漁場に福音を伝えていないために死角地帯になり、結局は災い地帯になってしまいました。伝道者はたくさんの人が死んでいく現場に、生活を通して答えを与えることができます。今日、私たちはどうすべきでしょうか
1. 必要なことをしなければなりません
大きくて偉大なことより、必ず必要なことをしなければなりません。必要なことをするならだれも防ぐことはできません。いくら立派な人であっても、必要でないことをすれば疎外されます。必要なことができないというのは、間違ったことをしているということです。現場に伝道運動が起きていない理由は、ほとんどの人が重要な福音を見ることができなかったので、律法主義や人間主義、不健全神秘主義に陥っているためです。また、結局だめになるしかないことを握っているために利己主義、人気主義、食べて生きなければならないので職業主義に陥っています。
2. 必ず見なければならないことがあります
パウロは行く所ごとに会堂に入って福音を伝えて伝道運動を繰り広げました。その当時の会堂は黄金漁場でした。今の黄金漁場もやはり未来と子孫がいる学校現場です。学校現場を生かすためには必ず学校教師、教会学校の教師が先に福音によって力を受けなければなりません。そうしてこそ、学生たちが教師を通して生かされるようになります。黄金漁場に福音を伝えていないので、直ちに死角地帯になってしまいました。簡単に言えば、偶像、霊媒師、占いなどが大きな影響を与えるところになってしまいました。死角地帯をそのまま置いておいたので災い地帯になってしまいました。パウロはローマを災い地帯として見て福音を持って挑戦しました。災い地帯を生かすためにはエリートを変化させなければなりません。エリートを生かす方法は、エリートグループに福音を持っているRemnantが入ってこそ、生かすことができます。
3. 神様の心と通じなければなりません
救われていない人を見ると残念に思えますか。特に霊的問題がある人だけでなく、成功して健全な人を見ても同じ残念な気持ちが感じられますか。現場には福音を聞いていないので霊的問題で苦しんでいる成功したエリートもたくさんいます。彼らを必ず生かさなければなりません。これが神様の心です。
- なぜ神様はこの時代に私を召されたのでしょうか。大きな事をするよりは、神様が願われることをして、神様の心を安心させるために私を召されました。この使命を持って伝道者の生活を新しく始めてみましょう。
伝道学メッセージ / 2011.1.8