伝道者の生活の始まりと実践
Ⅱテモテ 3:14~17 けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。(14~15)
定刻礼拝のための讃美 / 544番 しばしわれ世に住みて
私たちは伝道者の生活をどのように始めて実践すれば良いのでしょうか。始まりが重要です。私たちは一日を始めるとき、必ずみことばを握らなければなりません。みことばの中でイエス・キリストの唯一性を認めるとき、働きが起きます。私たちはキリストを持っている最高の人であるために、正しい自尊心と自負心、自信感を持つべきです。私たちは福音の人であるためにキリストによって幸せになり、その幸せを味わいながら勉強し、世に出て行かなければなりません。問題にあったら答えを見つけ出して、葛藤になることが生じたら更新して、危機にあったら時代的な答えを探さなければなりません。
1. 家庭を完全な土台にしなさい (Ⅱテモテ1:1~5)
テモテは幼い時から父なしにおばあさんと母の膝元で育ちました。多くの苦難があったでしょう。しかし、テモテは崩れずにそれを土台にしました。貧乏で何もない家庭で育ちましたが、テモテは母とおばあさんが持っていた偽りのない信仰を学んで、世界福音化に大きく用いられる働き人になりました。いくら足りなくて弱い家庭で生まれても、その背景を土台にすることができなければなりません。
2. 教会を私の祝福にしなさい (Ⅱテモテ2章)
教会の中には有益なことがたくさんありますが、試みにあうこともあります。人との葛藤もあれば、働きの中での問題もあります。しかし、私たちは教会から祝福を見つけ出さなければなりません。いくら小さな教会であっても、教会を通して信仰生活の根本を悟らなければなりません。神様の恵みが信仰生活の根本なので、神様の恵みを受けて、その中で力を受けなければなりません。この恵みの中で出会いの祝福も味わうべきです。私たちは霊的な兵士、競技する者、農夫だというアイデンティティーを持って、悩んだり恐れたりしないで神様のみことばについていけば良いのです。
3. 確信を持って世に出て行きなさい (Ⅱテモテ 3章)
人々はとんでもないことを愛しているために、終わりの日には困難な時代が来ると聖書は語っています。自分を愛して、世を愛して、肉体を愛するために、結局は苦しみが迫ってくるのです。それゆえ、私たちはこの世を見てうらやましがったり、恐れたり、軽視したりしてはなりません。私たちは福音にあって確信したところにとどまりながら、みことばに対する確信を持って世に出て行かなければなりません。神様のみことばは教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益で、神の人にふさわしい十分に整えられた者にすることができます。
- 私は家庭と教会と世を生かす時代の主役です。この使命を果たすためには今からどんな始まりと実践をすべきなのかを黙想しましょう
インマヌエル教会 聖日2部 / 2011.1.2