Remnant運動
イザヤ6:9~13 そこにはなお、十分の一が残るが、それもまた、焼き払われる。テレビンの木や樫の木が切り倒されるときのように。しかし、その中に切り株がある。聖なるすえこそ、その切り株。(13)
定刻礼拝のための讃美/ 268番 世界中に宣べ伝えよ
神様は、時代を生かす契約をRemnantにくださいました。そして、Remnantに福音をくださり、時代を生かすことを願っておられます。福音は、神様が人間のすべての問題に対する完全な答えとしてくださったものです。福音を味わう方法は、今日の伝道、みことば、祈りの中にあります。それならば、Remnantが時代のためにしなければならないことは何でしょうか。
1. 霊的問題
家系と家庭の中にある霊的問題が、次世代に伝わることのないように断絶しなければなりません。ヤコブは、ヨセフのことばを心に留めて、生涯祈ったはずです(創37:11)。モーセの両親は、家系と国家のために、モーセをかごにいれて川に流しました。テモテの祖母と母は、最も苦しかった時代、息子テモテに偽りのない信仰を伝えました。これは、ものすごい信仰の挑戦でした。次世代のために、霊的問題の遺産を打ち砕き、世界福音化の土台を作ることがRemnantです。
2. 刻み込まれたもの
私たちの中に、意識的に、もしくは無意識的に刻み込まれたものは、簡単に変えられません。多くの宗教では、自分の考えを空っぽにするめい想運動を教えています。しかし、聖書は私たちに、考えを空っぽにするのではなくて、福音に考えを変え、神様の計画で満たしなさいと言われます。神様の願っておられる真にすぐれたものが何であるのかを見分けることが祈りです。私たちは、思いつくまま話します。私たちの言葉の中から、不信仰を捨て去ることが重要です。不信仰の言葉と考えは、人生をだめにします。考えの中に、神様とともにいる事実を刻み込まなければなりません。
3. 世に出て行く準備
ヨセフは、祈る方法を知っていました。どんな状況でも落胆することなく、神様のくださる夢を握って祈りました。すべての状況の中で祈っていたので、揺れることなく、問題の中に隠されている神様の計画を発見することができました。ダビデは、幼いころから信仰の告白をして、神様とともにいる奥義を味わいました。そのため、ゴリヤテの前でも、神様とともにいる答えを味わうことができました。
- 今日、私の現場で神様がともにおられる契約を握って、信仰の告白をしてみてください。そして、時代を生かすRemnant運動の主人公として立てられていく私自身を黙想して、大きな絵を描いてみましょう。
香港伝道集会 3講 / 2010.12.15