ヨセフが持っていた異なる力
創41:37~45 そこでパロは家臣たちに言った。「神の霊の宿っているこのような人を、ほかに見つけることができようか。」 (38)
定刻礼拝のための讃美 / 427番 日ごとよろこび
神様の子どもには、世の中の人が知らない異なる力が必要です。彼らと同じ条件で、彼らよりもっと多くの仕事をしなければならないためです。神様の子どもには、必ず福音を味わう力が必要です。福音の力が言葉だけでなく、実際の生活に現れなければなりません。この時、聖霊の働きがともに現れます。それでこそ暗やみの勢力に勝つことのできる権威も味わうことができます。
1.自分だけが知っている力
ヨセフは、他の人がまったく知るはずのない、ただ自分だけが知っている力がありました。ヨセフは、奴隷になる前からこの力を持っていました。悔しいことに濡れ衣を着せられて牢屋に入りましたが、入る前から異なる力を持っていました。その力によって、難しい環境でも勝利できました。この力より祈りの課題が出るとき、祈りを味わうことができます。
2.他人が奪うことのできない霊的な力
本文に、世界最高の国エジプトのパロ王がヨセフを見ながら、「神の霊の宿っているこのような人を、ほかに見つけることができようか」と言います。ヨセフは幼かったのですが、他の人が知らない、奪うこともできない霊的な力がありました。もし、私たちにこの力があるならば、神様を知らない人にも認められるようになります。この力は、だれも奪うことができません。神様はこの力を持った者を中心にすべての事件を動かされ、神様のみこころを成し遂げられます。
3.人を生かす力
私たちが人を生かす力を持っているならば、行くすべての所で、苦しみにあった人々を生かすことができます。ヨセフは、答えがなくて苦しんでいたエジプトのパロ王を生かしました。エジプトの総理になった時は、自分の家族をみな生かし、飢えている全世界を生かしました。神様は今も働いておられます。今日のみことばと今日の祈り、今日の伝道を正しく握ると、今までの過去がすべて答えであり、これからの未来も見えます。これより急務で重要なことはありません。
- 問題や葛藤、事件に揺れずに、他の人を生かして、現場と時代を生かす力が必要です。この力は、神様が福音の中で与えられる力です。この力は、今日のみことばと祈り、伝道を逃さない伝道者の生活を生きる時に与えられます。今日一日、どのようにこの力を見つけて味わうべきかを黙想しましょう。
産業宣教メッセージ / 2010.12.11