今日を生きる基準
ピリピ1:6~11 あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるところがなく、イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れが現わされますように。(10~11)
定刻礼拝のための讃美 / 359番 主がともにませば
伝道運動が起きない時代は必ず問題が生じました。伝道運動は神様の子どもが伝道者の生活をしてこそ正しく起きます。伝道者の生活をする基準は今日です。今日をどのように生きるかが重要なかぎです。私の水準では世界福音化はできませんが、神様の水準なら可能です。それなら、どのようにすれば神様の水準を持つことができるのでしょうか。
1.福音の味
初代教会は信徒が集まってただ祈りに専念しました。このことは、ともに集中したという意味です。福音は聞くことも重要ですが、聞くことだけにとどまらず、直接、味わうことが重要です。聞いたことは忘れることもありますが、味わったことは記憶しています。福音を悟ったので、味わうためにみことばと祈り、伝道に集中しなければなりません。一番できないことから計画を立てて挑戦するべきです。このとき、今日が新しく発見できて、答えを見つけることができます。これが今日のみことば、今日の祈り、今日の伝道です。
2. 福音の答え
福音を味わったら、これからは、普段から伝道者の生活をしなければなりません。毎日繰り返される日常で伝道者の生活を実践しなければなりません。そうしてこそ、毎日行く現場、毎日出会う人から新しい答えが発見できます。福音を味わった人は聖霊の働きを体験し、真の福音の価値を見ます。
3. 福音の実
実は伝道者の生活をしていく中で結ばれるものです。実を見ると神様がなぜ私を召われたのか、その理由を知るようになります。これを神様の前で裏面契約と言います。ローマ人への手紙16章に記録された人物が持っていた祝福です。この奥義がある人は伝道者の生活を楽しく続けることができます。また、神様から与えられたすべてを、また、神様にささげることができて、すべての栄光を神様にささげる弟子になります。
- 福音によって私のすべての問題が終わったと信じているのかを黙想しましょう。もし、他の何かを探しているなら、また集中して伝道者の生活の中に入りましょう。
伝道訓練院閉講メッセージ / 2010.12.9