世の中の危機の中にある答え
使16:19~31 ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と言った。 (31)
定刻礼拝のための讃美 82番 わが喜び、わが望み
ほとんどの人々が問題、危機が起きると解決するために努力します。しかし、重要なことは、問題と危機の中で神様の祝福を見つけることです。初代教会は、すべての危機が答えの機会であることを知って、事件ごとにいつも祝福を見つけました。私たちはこの事実を知って、普段のスケジュールの中で祝福を見つけなければなりません。
1.聖霊の満たし
いつも聖霊の満たしを味わって、祈りの中で力を得なければなりません。この時、神様のすべての働きがなされるみわざが起きます。これを知っていたパウロは、他のことを心配せずに、聖霊の導きを受けようと断食しながら祈りました。そして、伝道の門が閉ざされる時は、人間主義を使わずに、祈りを通してより大きな答えを受けました。祈り場を探す中でルデヤに出会い、悪霊につかれた者をいやす働きを起こしたりもしました。また、牢にいた時は、賛美しながら祈る中で、牢のとびらが開き、看守が救われる働きが起きました。
2.絶対的な時刻表
神様が備えられた絶対的な時刻表を味わう時、働きが起きます。パウロは悪霊につかれた者をいやしても牢に入りましたが、そこにはとても重要な時刻表がありました。また、祈り場があるかを探す中でルデヤに出会い、その出会いを通してルデヤは心を開きました。また、牢では看守とその家庭が救われる神様の絶対的な時刻表を味わいました。
3.より大きな伝道の門
個人の有益を考えず捨てる時、神様は働かれます。パウロはローマ国籍であるにも関わらず、自分の権限と力を使いませんでした。その理由は、より大きな伝道の門を見たためです。それだけではなく、福音以外のすべてをちりあくただと考え、キリストの中にある者と認められたいという重要な告白をしました。そして、自分は死に、自分の中にキリストが生きておられると告白するくらい自分を捨てて、私が今の私になったのは神の恵みによるものだと言いました。
- 福音を持つ神様の子どもは、必ず問題と危機の中で神様の計画と祝福を見つけなければなりません。今日もより大きな伝道の門のために、自分を捨てて、神様の恵みの中に入ってください。
産業宣教メッセージ / 2010.3.20