救いは神様の奇跡
出14:1~13 それでモーセは民に言った。「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。」 (13)
定刻礼拝のための讃美 406番 心おちこみ
信仰生活においてもっとも重要なことは救いです。救いは、キリストの血しおを通したものと、出エジプトの事件のように暗やみの勢力から救われること、紅海を渡ったことのように問題から救われることを言います。そのため、救われた神様の子どもは、毎日の答えを見つけて、神様の力を体験しなければなりません。
1.危機の中で現れた神様の奇跡
聖書に現れた神様の奇跡を見ると共通点があります。最大の危機だと思う時、神様は最高の奇跡を起こされたという部分です。ノアの洪水事件は、イスラエルの民族と全世界においてもっとも大きな危機でしたが、神様は箱舟を造りなさいとおっしゃり、箱舟の中に入ったすべての人を救われました。洪水事件は、神様の救いが何であるかを説明するもっとも良い機会でした。また、出エジプトして紅海を渡った事件も、主の救いを説明するのにもっとも良い時刻表でした。ダニエルと三人の友だちが死の危機にあった時も、主の救いを全世界に知らせる絶好のチャンスでした。初代教会にあったすべての危機は、主の力と救いを説明する機会でした。このように、危機は神様の計画が何かを説明できるもっとも大きな機会です。
2.奇跡中の奇跡は、救いの働き
神様は危機のたびに私たちにキリストを送ってくださいました。創世記3章15節のみことばは、原罪を完全に解決されるキリストの契約です。400年後には出エジプトの奇跡が起きて、また、800年が過ぎて預言者を通して預言され、その700年後には、ペテロを通してイエス・キリストの契約が回復されました。多くの人が契約を逃したままで生きています。そのため、私たちがこの事実を悟ることは、奇跡中の奇跡です。
3.私が救われたと
いうこと 奇跡の始まりは、昔のキリストを信じて救われたということです。神様は救われた私たちをキリストの日まで完成させられます。ルデヤに出会って、悪霊につかれた人をいやし、牢で奇跡を起こしたパウロのように、私たちにも奇跡の実が結ばれます。天国に行くその日まで、悩まずに神様がなさる救いの働きを味わえば良いのです。
- 神様の子どもが当然にしなければならない救いの祝福を毎日味わい、神様の力を体験する今日を送りましょう。
新しい家族修練会 3講 / 2010.3.16