個人の力
使徒27:24~25 こう言いました「恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです」ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。
定刻礼拝のための讃美 / 93番 イエスはわがいのち
私たちは初代教会が味わっていた、ただキリストと神の国の奥義を必ず見つけ出さなければなりません。そして、初代教会が味わったその力を見つけ出さなければなりません。それで、初代教会に起こったその働きが私たち自身と教会にそのまま成就されなければなりません。私たちが一日に一度だけでも伝道に対して考えて祈るなら、当然な働きが始まります。それならば、どのように始めたら良いのでしょうか。
1. 個人
今から私たち自身に神の国が臨むメッセージと祈りを続けなければなりません。私たちもモーセのように女の子孫が蛇の頭を踏み砕く(創3:15)ということと、犠牲のいけにえという契約(出3:18)を握らなければなりません。また、イエスがキリスト(マタイ16:16)という契約を握って、神の国が臨むように祈らなければなりません。ヨセフとダビデは神様がともにおられるという契約を握りました。奴隷がエジプトの総理となり、たった一匹の羊も失うことなく、一つの石でゴリヤテを倒したほど、神の国が臨みました。私たちがどこに行っても、その場所に神の国が臨むように契約を握って待たなければなりません。
2. 私の現場
私のいる現場に神の国が臨まれなければなりません。この中には私の学業も、産業も含まれています。この祝福の中にいたイサクは、1年の農作業で100倍の収穫を得て、泉の源も得ました。初代教会のガイオ長老を通しても神の国が臨みました。普段に神の国の奥義を味わうならば、すべてのことがうまくいく答えを受けるようになります。
3. 文化
どんな現場に行っても、まったく不信仰にならず、その場所に神の国が臨むようにしなければなりません。出エジプトする時に起こった奇跡は、エジプトの文化を完全に打ち砕きました。エリシャを通して当時の最強国アラムの文化が打ち砕かれました。パウロが福音を伝える場所ごとに厳格な身分の障壁が崩れて、すべての暗やみの勢力が崩れました。自分を神様にささげるときに、神の国が臨みます。そのため、定刻祈りと常時祈りが重要です。自分自身の生活の中で伝道スケジュールを立てる時に神の国が臨みます。いたるところに地教会を立てて、すべての人が福音を聞くようにする時に、神の国が臨みます。これからただ伝道と神の国だけを考えて、他のことは譲ってしまうならば勝利します。
-私自身と私の現場、家庭、学業、仕事の中で神の国が臨むように定刻祈り、常時祈りを始めてみてください。
台湾伝道集会3講 / 2010.3.10