福音運動をする人々
使 1:3~8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(8)
定刻礼拝のための讃美 / 43番 歌えどつきせぬ主のほまれ
初代教会は、まわりからの誤解と非難、迫害の中でも最後まで真の福音運動をした人々です。巨大な勢力を持っていたパリサイ人は、弱く無知に見える初代教会は何もできないと思っていました。初代教会はパリサイ人たちが知らない重要な目を持っていました。
1. 初代教会の目
初代教会は、パリサイ人たちが想像もできない、とても重要な事実を見ました。最初、イエスがキリストであり、すべての問題を解決されたという事実を見ました。この事実が信じられる瞬間、すべての暗やみが崩れ去ります。今、私たちの目の前に数え切れないほどの問題が見えるとしても、イエス様が終わらせたという事実だけを握るならば、これ以上、暗やみの勢力は力を発揮することはできません。二つ目に、神の国を見ました。そのため、人間主義を使わなくても待つことができ、他のものはすべて譲ることができます。三つ目に、聖霊に満たされる奥義を見ました。神様が他の力をくださったので、どんな苦しみも耐えることができました。最後に地の果てまで福音が宣べ伝えられた日、主が再臨されるという事実を見ました。この契約を握った初代教会は、集まってひたすら祈り、結局、すべての苦しみを乗り越えて経済の祝福も受けました。
2. 伝道の目
初代教会は伝道現場を見ました。地域全体が魔術師にとらえられた現場(使13章)、占いにとらえられた現場(使16章)、偶像に完全に捕まってしまった現場(使19章)を見ました。初代教会はここに対する答えを持っていました。伝道現場に出て行く前に聖霊の導きを受けようと切に祈る中で神様の恵みを受け、準備された弟子に出会いました。
3. 世の中を見る目
私たちも初代教会のように黄金漁場と死角地帯、災い地帯を生かす答えを持って世の中に出て行かなければなりません。この時から行く所ごとに神様が隠された弟子を見つけるようになります。また文化が征服され、あちこちで経済が生かされるようになります。重職者を立てる理由、RUTCを建てる理由、地域にみことば運動をする地教会を立てる理由は、すべて伝道運動の未来のためです。私たちが福音運動をする人であるならば、すべての不信仰を捨てて、真にすぐれたものを見分けることができるように祈らなければなりません。
-私が福音を持ったのならば、今この瞬間、初代教会が握った神様の契約を握って、伝道現場と世の中を見て、中心のある祈りを始めてみてください。そして、私は福音のためにどのように献身するのか黙想してみましょう。
台湾伝道集会1講/ 2010.3.9