キリストにあっての同労者
ローマ 16:9 キリストにあって私たちの同労者であるウルバノと、私の愛するスタキスとによろしく。
定刻礼拝のための讃美 / 378番 この時まで知らずに
パウロが最も多く使った単語が「キリストにあって」という言葉でした。パウロはキリストにある祝福を最高のものだと思っていたからです。この祝福を悟ることができなければ、これから続けて起こる多くの事故と災いと困難を避けることはできません。反対に、私たちがこの祝福を正しく悟るならば、学業と産業に確かな証拠が起こるようになります。パウロがキリストにあってという言葉をたびたび使った理由があります。
1. 運命を変える言葉
キリストにあって運命が変わります。この運命は人間が変えることはできません。本来の人間は神様とともに幸せに生きていました。しかし、人間がサタンの誘惑を受けて罪を犯し、神様を離れてしまいました。神様を離れた人間は、神様に行くことができなくなりました。これが創世記3章の事件です。どれだけ努力して、倫理を守り、どんな宗教生活をしたとしても、神様に会うことはできません。これが運命です。神様は人間にはできないことを知ってキリストを送られ、キリストが十字架で死なれることによって、すべての問題を解決され、私たちの運命を変えてくださいました。
2. 身分を変える言葉
キリストにあって身分も変わりました。しかし、ほとんどのクリスチャンは身分が変わったことを知らずにいて、答えを受けられずにいます。サタンにだまされて罪を犯した罪人ですが、キリストにあって身分が変わりました。滅びが近づいているのですが、キリストにあって生かされるようになる身分です。危機にあった時でも、キリストにあって解放された身分です。どんなに濡れ衣を着せられ苦しみにあったとしても、キリストを告白して勝利する身分です。キリストにあって世界福音化する最高の身分です。
3. 権威を変える言葉
キリストにあって権威が変わります。以前は自分の力でしたのですが、これからは神様の子どもの権威でします。私たちはこの権威でキリストにあって同労者となりました。キリストにあってすべての人が神様の計画を成し遂げる一つのからだになります。初代教会の信徒は、キリストにあって伝道する伝道者と指導者に会う祝福を、パウロはその時代に伝道を理解する弟子に会う祝福を受けるようになりました。これが私たちの祝福です。
-キリストにあって病気も、貧しさも、無能も問題にはなりません。まさに今、キリストの中に持って入れば良いのです。この祝福を祈りで味わってみてください。
インマヌエル教会聖日2部 / 2010.3.7