暗やみに打ち勝つ第二戦略
ローマ16:3~4キリスト・イエスにあって私の同労者であるプリスカとアクラによろしく伝えてください。この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです。この人たちには、私だけでなく、異邦人のすべての教会も感謝しています。(3~4)
定刻礼拝のための讃美 / 506番 なおもみめぐみを
「福音だけを伝え、伝道だけをしよう」というのはどういう意味でしょうか。福音と伝道の中にはすべてのことがあります。福音と伝道の他には時間を投資するなという意味です。福音と伝道はとても重要なのに、多くの人があまり価値のないことに時間を浪費し、価値のない葛藤や争いをして暗やみの勢力にだまされています。どのようにしたら暗やみの勢力に打ち勝ち、正しい福音運動と伝道運動を行うことができるのでしょうか。
1. 暗やみの勢力に打ち勝つ第二戦略
教会の指導者である重職者と牧会者をどのような目で見るべきでしょうか。これは、暗やみの勢力に打ち勝つ第二の戦略です。誤解や葛藤、間違った考えのせいで、暗やみの勢力に負けてしまいます。すべての重職者と一般信徒は、牧会者をどのように見るべきでしょうか。いのちをかける存在として見なければなりません。プリスカ夫婦がパウロのためにいのちをかけました。間違っているように思える牧会者ならば、さらに助けてあげれば良いのです。オネシモは、元々奴隷で大きな過ちを犯しましたが、福音で新しく変えられ、コロサイ教会を生かす指導者となりました。足りない牧会者は、より一層、尊い人として立てる必要があります。モーセの兄アロンは大祭司でしたが、モーセが十戒を受けるため山に行っている間、金の子牛の神を作りました。それにもかかわらず、神様はアロンをレビ族の首長として立てられました。そばにいるすべての重職者は、神様が私のそばに立てられた神様のかたちとして見なければなりません。また、教会の指導者たちは、どんなに足りない信徒でも、神様の祝福を受けた人として見なければなりません。このようになるとき、霊的に一つとなり、暗やみの勢力は攻撃することができません。
2. このときから神様が重要なことを任されます
祈るアナニヤ、ルデヤ、ヤソンとプリスカ夫婦をパウロにつけてくださいました。ガイオは、パウロだけではなく、すべての伝道者の家主になりました。ピレモンは、パウロの伝道の働きを全面的に助ける経済の祝福を受けました。主のしもべたちを助け、いのちをかけたプリスカ夫婦の事業も祝福されました。神様は伝道者たちに重要な未来を任せられます。伝道者を通して、各国に臨む未来の災いを防ぐことができます。文化を生かし、世界福音化をするほど子孫も祝福されます。この重要な祝福は、福音でお互いを理解し、キリストの中で一つとなり暗やみを無力化する時に与えられる答えです。
-サタンは福音を持った者に勝てないので、すきを狙っています。そのため人間関係を悪くさせ、問題の中に陥るようにします。今から、だまされてはいけない部分と、戦わなければならない霊的な戦いは何でしょうか。
釜山地域伝道集会2講 / 2010.2.9