福音のために労苦した者
ローマ16:6 あなたがたのために非常に労苦したマリヤによろしく。
定刻礼拝のための讃美/ 354番 罪あがなう主に
福音を持つ私たちは時代の主役になります。主役になるためには、目に見えない助演をよくしなければなりません。目に見えない労苦がとても重要です。聖書には「労苦したマリヤ」がだれであり、何をしたかに関する記録がありません。労苦という単語は、原文には受難という意味があります。神様は表れた働きも重要に見られますが、表れていない働きをもっと重要だと思っておられます。
1.旧約聖書に目に見えないように労苦した人々
旧約聖書に、目に見えないように労苦した人はだれですか。カレブです。カレブはヨシュアと同じようにモーセに仕えた人です。モーセが死んだ後、ヨシュアは指導者になりました。ヨシュアは友だちですが、モーセにしたように仕えました。遊女ラハブも隠れた献身をしました。旧約聖書を見ると、悪いアハブ王の下で、オバデヤが預言者100人を隠しました。私たちは教会のことと職場など、神様の前で隠れて労苦する者にならなければなりません。
2.新約時代に神様の前で隠れて労苦した人々
新約時代にも、隠れて労苦した人々がもっと大きな答えを受けました。イエス様を訪れたニコデモは、他の人がみな逃げて裏切りましたが、イエス様の葬式をした人です。総督であったテオピロ、ガイオとピレモンのような人々、プリスカ夫婦のような人々が目に見えないように多く労苦した人々です。しかし、この人々より名もなく労苦した人々も多くいました。
3.教会史で隠れた人々
マルティン・ルターが死刑を宣告された時、だれが隠したかはだれも分かりません。今も、マルティン・ルターに聖書を翻訳できるように助けた人がだれか分かっていません。しかし、このことが教会史を変えました。ジョン・ウェスレー、ジョージ・ホウィットフィールド、ムーディという伝道者をうしろで静かに助けた人々が、18~19世紀の世界教会を変えるとはだれも考えていませんでした。しかし、彼らは神様の目にとても重要な人々でした。
- 私がする小さな労苦が世界を変えます。伝道対象者と伝道者のための隠れた祈り、教会と地教会のための小さな奉仕、RUTCと宣教のための小さな献金が大きな働きの捨石です。今、私の小さな労苦と献身が必要なところはどこでしょうか。また、私の隠れた祈りが必要な対象はだれでしょうか。探してみましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2010.2.7