すべてを福音で
ローマ1:16~17 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。 (16)
定刻礼拝のための讃美/ 455番 主にすがるわれに
聖書でパウロがもっとも多く使った表現がまさに「キリストにあって」、または「主にあって」という表現でした。私たちがキリストの中にいなければ、必ず個人の問題、教会の問題、経済の問題が起きます。未信者たちは言うまでもなく、だれもがある日、急に深刻な問題に遭います。信徒も未信者も関係なく、ひどい霊的な問題に遭うようになります。サタンは今も人間を惑わして攻撃するため、キリストの中にいることがもっとも安全です。それならば、初代教会が回復した伝道運動の核心は何でしょうか。
1.問題を見る目
私たちはすべてを福音で見なければなりません。特に問題が生じた時はそうです。私たちの目の前に見える問題は、急にできたものではなく、とても古くからのものです。個人と家庭の問題は、とても古いものであるため、胸の奥からあふれる配慮が必要です。これは単純に譲ることや許すことではなく、たましいを心から抱く愛です。自分が福音の基礎を整理して、福音の基本をかたくし、福音の根を正しくおろさなければなりません。それでこそ、根本的ないやしが始まります。これが真の福音運動であり、伝道運動です。
2.生活に関する目
私たちは今から生活に関する絵を正しく描かなければなりません。最初に、タラントです。私たちのタラントを福音と伝道の観点から深く適用させ、みことばと祈りを通して続けて答えを受けなければなりません。二番目に、勉強です。三番目に、教会生活です。四番目に、家庭生活です。五番目に、結婚です。六番目に、経済です。七番目に、世の中に対する準備です。私たちの生活に関する答えを必ず福音で見つけなければなりません。それでこそ、完全に勝利します。
3.時代的な使命
福音を持つ私たちには重要な使命があります。すべてを福音で再解釈し、福音で再創造しなければなりません。私たちがするすべてのことも、福音で再適用して、他の人を生かさなければなりません。この重要な使命をはたすためには、必ず神様が与えられる力が必要です。そして、どんな問題に出会っても、絶対に揺れたり落胆してはなりません。問題の反対側にはもっと大きな答えがあります。そして、私たちの前に広がる未来の答えを見渡しながら、具体的に準備しなければなりません。そのために、一日に一度だけでも福音の中で祈りの幸せを味わうことができるならば、この使命を十分にはたすことができます。
- 福音の中ですべてができる答えを受けるべきであり、私にあるすべてを福音のために使用できるように、祈りの中で準備しなければなりません。これについて深く黙想しましょう。
大学修練会2講 / 2010.2.2