一つの場所
使徒16:6~10 ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前にたって、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。(9)
定刻礼拝のための讃美 442番 牧主わが主よ
毎日の生活を通して伝道とみことばと祈りの中で実際に力を受けなければなりません。そうしてこそ、私たちを通して世の中にみことば運動が起き、また私たちの人生を通して福音が伝えられます。この時から私たちのタラントが生かされ、福音に用いられるようになり、経済も、事業も、学業もすべて生かされます。これらすべてのものを通して、世界福音化がなされるのです。必ず伝道とみことばと祈りを今日から見つけなければなりません。この答えを味わっていれば最も重要な黄金漁場、福音がまったく伝わらない死角地帯と災い地帯が見えるようになります。神様が私たちとともにおられることを見て、神様の働きを見なければなりません。
1. 神様の準備
このすべての現場を神様は完ぺきに準備されました。私たちはこの事実を見なければなりません。神様は、多くの祝福を備えられましたが、実際には私たちはここに関心がありません。そのため、私たちが本当に神様の御前で決断さえすれば神様の働きは始まるでしょう。一つ目、まず最初にやるべきことがあります。神様の働きを切に待ちながら祈ることです。聖霊の働きを経験した後には、聖霊に導かれるためにもっぱら祈ることです。このとき神様は時代を変える門を開かれます。二つ目、自然に黄金漁場が見えます。三つ目、神様のみことばの力が満たされて現れます。
2. 神様が求めておられる現場
私たちが神様から与えられた祝福を深く味わっていれば、神様が求めておられる現場を見るようになります。神様はパウロにローマの現場を見るようにされました。その現場を見たパウロはいのちをかけたので、このパウロをだれも止めることはできませんでした。さらには危機にあった時もパウロの足を止めることはできませんでした。
3. 集中戦略
イスラエルがエジプトから出エジプトするために羊の血の戦略を集中的に使いました。カナンの地を征服するのは確実なので、すべての民が集中的にエリコの周りを回る戦略を使いました。時には偵察を送る戦略を使いました。パウロは会堂を中心に集中的にみことば運動をしました。そうしながら重要な地域を巡回する戦略を使いました。それならば、私たちは伝道運動のために神様が備えられた一つのチームを作り、一つの場所を生かせるために私たちのすべてを集中する理由があります。
-私がいる場所に神様の最高の計画があります。私のいるところで今日どんな祈りを始めればよいでしょうか。
70人修練会 第2講 / 2010.1.21