伝道者を助ける人
ローマ16:1~2 ケンクレヤにある教会の執事で、私たちの姉妹であるフィベを、あなたがたに推薦します。どうぞ、聖徒にふさわしいしかたで、主にあってこの人を歓迎し、あなたがたの助けを必要とすることは、どんなことでも助けてあげてください。この人は、多くの人を助け、また私自身をも助けてくれた人です。
定刻礼拝のための讃美 252番 歌えうれしく
フランスで学者たちが集まって、宗教と関係なく、今まで地球上で一番大きな影響を与えた人を調べたのですが、それはイエス・キリストだったそうです。また、ひとりの人物に対して一番多くの書物が出版されたのもイエス様で、今まで一番たくさん読まれた本は聖書だそうです。この聖書はすべての民族がいつも持ち歩く本です。そこにフィベという女性執事の名前が記されています。聖書はフィベを最高の祝福の人として記録しています。今日の本文に出るフィベという人物がどのようなことをしたから、このような祝福を受けたのでしょうか。
1. 伝道理解
フィベは伝道を正しく理解しました。伝道を理解するためには、キリストを正しく理解するべきです。この世にはまったく目に見えない、恐ろしいことが3つあります。災いとサタンと地獄です。自分が大して悪いことをしていないのに、むしろ一生懸命に生きたのに、災いが相次ぎます。そしてサタンは目に見えないのですが、気づかないうちに、私たちを滅亡へと導き、滅ぼしています。神様を知らないようにさせ、地獄の民とします。この3つを解決する方がキリストです。キリストはこの災いをなくす祭司として、サタンを打ち砕く王として、地獄に行かず神様へと行く道を開く預言者として来られました。神様はこの奥義を知る者を通して世界を生かされます。この奥義を知るフィベは答えと祝福を受けるしかないのです。
2. 伝道者を助ける人
フィベは伝道者を助ける人になりました。ヨセフ以降、エジプトの奴隷になったイスラエルの民が犠牲のいけにえの契約を回復し、エジプトから抜け出すまで4百年もかかりました。それにもかかわらず、福音をまた逃して捕虜生活をして抜け出しましたが、この福音をまた忘れてしまい、災いと苦難が続き、約7百年ぶりに初代教会を通して福音をもう一度回復しました。彼らの中で伝道者パウロを助けるフィベは答えを受けるしかないのです。
3. 伝道者の祈りの中にいる人
ローマ16:1を見ると、パウロがケンクレヤ教会の働き人であるフィベをローマ教会の信徒たちに推薦しました。これはフィベが伝道者パウロの祈りの中にいる人という意味です。フィベは伝道者の祈りの中にいる人でした。私たちはこの祝福を必ず受けなければなりません。
-伝道者パウロと伝道者を助ける人フィベは伝道が通じる人でした。伝道を理解すれば、すべてのことが理解できるようになり、伝道が見えればすべてが見えます。私の現場を伝道の目で見て黙想してみましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2010.1.17