文化の戦い
ピリピ3:20 けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
定刻礼拝のための讃美 249番 愛する主をたたえる時
文化の戦いに先立って、私たちはエリートらしい習慣を持つべきです。エリートらしい習慣を持つことは簡単ではありませんが、若ければ若いほど練習すればすぐに身につくようになります。簡単にできなくても落胆せず、少しずつ直していけば、神様は大きな恵みを与えられます。世の中は今、文化戦争時代であるため、力を得てチャレンジするべきです。
1. 文化戦争時代
聖書を見ると、出エジプトの当時、モーセを通してエジプトに10の災いが臨みましたが、この10の災いがエジプトの偶像文化を象徴するものです。モーセを通して神様がエジプトの偶像文化を壊されたのです。サムエル、ダビデの時もダゴン信仰と契約の箱をめぐって文化の戦いをしました。バアルとアシェラの偶像とエリヤ、アラムの国とエリシャ、バビロンと神殿、ローマと初代教会も、やはり時代の暗やみの文化との戦いでした。私たちはこれに対して目を開き、文化伝道時代を開いて福音文化を次世代に伝えなければなりません。
2. 文化伝道時代
文化伝道時代を開くためには、私たちは契約をきちんと握って勉強するべきです。出エジプト記3章1~20節のエジプト文化へのモーセの挑戦が、文化伝道です。サムエルを通して起きたミツパ運動も文化伝道です。ダビデが羊飼いだった時、恵みを受けてゴリヤテに打ち勝った事件と、ピリピ人への手紙3章のパウロの告白も文化伝道です。
3. 文化経済時代
文化戦争とともに覚えなければならないことは、文化経済時代が開かれているということです。文化経済とは、同じ仕事をしても、大きな収入を生み出す知識経済のことです。これが福音を持つ私たちが見つけ出すべき経済であり、未来の経済です。そのため、必ず私たちは福音エリートの体質を備えなければなりません。福音エリートの体質を備えれば、重要なことと重要ではないことを見分けることができます。また福音エリートの体質は、今起きている小さな苦難を祝福として活用でき、すべてを祝福にすることができます。
-文化戦争時代、文化伝道時代、文化経済時代が理解できましたか。この時代を生きる今日の私は、どんな人生のチャレンジをすれば良いでしょうか。
Remnant伝道学212講/ 2010.1.16