真な感謝の回復
Ⅱテモテ2:1~7 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも敎える力のある忠実な人たちにゆだねなさい(1~2)。
定刻礼拝のための讃美 204番 つみとがをゆるされ
イスラエルの民は、エジプトから出て荒野を経てカナンの地に向かって行く中で、神様の力を体験し、奇跡も経験しました。しかし、一つのことを逃したイスラエルの民は、荒野で苦労し、多くの祝福を逃すようになりました。その一つが真の感謝です。私の救いは奪われません。しかし、感謝がなければ救いの祝福を全部奪われるようになります。パウロは福音の中で最高の感謝のレベルを持っていた伝導者です。パウロは福音のために迫害を受けましたが、神様の最高の計画である伝道の中にいることに感謝し、自分の弱点を真に感謝しました。今日、伝道者である私が回復するべき感謝はどんなことでしょうか。
1.災いから解放されたことを感謝(Ⅱテモテ2:1)
福音の中にいないと、自分の過去は必ず災いの土台になります。最善を尽くして生きていっても、福音と感謝がない今日は、未来の災いの土台として残ります。福音と感謝を失った未来は次世代に災いを残します。しかし、神様は私をキリストの中に呼ばれ、すべての災いから解放させてくださいました。このことに真の感謝がなければなりません。
2.真の発見をしたことに感謝(Ⅱテモテ2:2)
何を持っているのかによって見る目が違います。私は福音を持った神の子です。私たちは何を発見すべきでしょうか。福音の中にすべてがあることを発見し、福音を味わう祈りの中にすべてがあることを発見しなければなりません。また、伝道の中にすべてがあることと、伝道の中に文化征服と未来があることを発見しなければなりません。この祝福を真に発見すると、真の感謝が回復できます。
3.重要な働きを任せられたことに感謝(Ⅱテモテ2:3~7)
さらに驚くべきことがあります。福音を持ったすべての人は救われました。しかし、伝道のために備えられた人は別にいます。神様が私を世界福音化の主役と伝道者に呼ばれたことに、真の感謝がなければなりません。神様は、時代ごとに伝道する伝道者に唯一の働きを与えられます。霊的戦いをする霊的兵士、規定に従って良い戦いをする競技する者、多くの人を生かす農夫という最高の使命を私にくださいました。神様の働きのため、弱くて足りない私を呼ばれたことに、真の感謝がなければなりません。私はこれから感謝の伝達者になるべきです。また、すべての問題と苦しみ、事件と出会いの中で、最高の感謝を見つけ出すようにするという決断を、今、しなければなりません。
―今日、私が見つけた感謝は何でしょうか。真の感謝の決断を下しましょう。
2009年を送る会 / 2009.12.27