その徳を高め、その人の益となるようにしなさい
ローマ15:1~13 私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。自分を喜ばせるべきではありません。私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです(1~2)。
定刻礼拝のための讃美 197番 弱きものよ
神様はすべてを赦してくださいますが、私たちが兄弟を赦さなければ、神様も私たちを赦してくださいません。そのため、信仰が強い人は弱い人の弱点をになって、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。その徳を高めるというのは、神様の計画を成し遂げることで、その人の益となるということは、人を生かすことを意味します。どうすれば良いのでしょうか。
1.福音の味を味わいなさい
その徳を高め、その人の益となるようにしなさいということは、他の人に福音を紹介することを意味します。これが献身の中の献身です。この福音は、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です(ローマ1:16)。キリストの中にいる人は、絶対に滅びることはありません(ローマ8:31~39)。神様が私たちを、力ある御手でとこしえまで握っておられます(ローマ16:25~27)。福音を味わうとき真に癒されます。
2.弱い者の弱点をにないなさい
聖書の7人の Remnant は弱点を上手ににないました。特にヨセフとダビデ、そしてパウロがそうでした。彼らは弱い者の弱点をすべてにないました。これが祈りの力を体験する方法であり、現場を変える献身であり、教会を生かす献身です。弱い者の弱点をになって、祈りをもって契約を握れば、献身の働きが起きます。
3.真実なことを分かるようにさせなさい
その徳を高め、その人の益となるようにしなさいということは、多くの人々が間違ったことを握っているので、真実なことを分かるように助けなさいと言う意味です。真実なこととは何でしょうか。まさに希望です。希望は確かに成し遂げられることを知ることです。希望があれば忍耐できます。今、何もないとしても希望を持てば良いのです。キリストを見習うことが基準です。一つの心と同じ思いで神様に栄光を捧げることが本分です。異邦人に神様の栄光をあらわすことが使命であり、目標です。このような祝福があるために、その徳を高め、その人の益となるようにするのです。このために24時間祈れば、神様の働きが起きます。
―現場は暗やみの勢力で満ちていて、未信者は苦しめられ、信徒はさまよっています。今日、神様が自分にくださった祈りとみことばと伝道を握れば、自分の霊的な状態が変わり、学業と経済の門が開かれ、唯一性の門が開かれます。今日、神様の計画を成し遂げ、人を生かすための自分の人生計画を立ててみましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2009.12.20