ただ伝道
使徒1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。
定刻礼拝のための讃美 268番 世界中に宣べ伝えよ
福音は神様から与えられた最高の贈り物ですが、「ただ福音」になってこそ信仰生活で成功できます。すべてのことを「ただ福音」の目でみると、当然「ただ伝道」という答えを握るようになります。今、現場の多くの人は、深刻な霊的問題に捕らわれています。必ず彼らに正確な福音を伝えなければなりません。しかし、意外なことに多くの信徒が伝道を誤解しています。すべての問題の答えは、まさにキリストであるために、キリストを伝えることが伝道のすべてです。そのため、福音と伝道は二つの目のように別々に離せることができないもので、結局一つです。どうすれば福音と伝道を理解して味わうことができるのでしょうか。
1.先に、私たち自身にキリストが現れなければなりません
まず、私たち自身にキリストが現れることが第一の伝道です。奴隷生活をするヨセフと、羊を飼っていた羊飼いのダビデの中に、先にキリストの証拠が現れました。私たちが行く所々で、呪いの勢力が離れ、サタンの勢力が砕かれ、神様が聖霊で働かれるキリストである証拠が一番最初に現れなければなりません。これが伝道の始まりです。
2.他の人が見て分かるようになるのが伝道です
キリストが私たちとともにおられるのを他の人が見るようになるのが伝道です。主がヨセフとともにおられることをポティファルが見ました。ゴリヤテの前に立ったダビデが大胆に信仰を告白するのをすべての人が聞きました。足のなえた人を立てて歩かせたペテロを見て、人々はペテロとともに働かれる神様を知るようになりました。パウロの生き方を見た多くの人々は、パウロを通して霊的な事実を知るようになりました。これが伝道です。
3.まだ福音を聞いたことのないところに、福音を持って行くのが伝道です
今も、現場には福音を受けたことのない人があまりにも多いので、私たちは今すぐに現場に行かなければなりません。現場には福音を聞いたことのない人、間違って聞いた人、聞いても正しく味わえない人がたくさんいます。私たちは一つだけ、「ただ福音」と「ただ伝道」を考えれば良いのです。この中に神様のすべての祝福が入っています。聖書は、全世界に福音が宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから終わりの日が来ると語っています(マタイ24:14)。よみがえられたイエスは、すべての民族に進んでいくように言われました。私たちは、これから24時間、伝道だけを考え、夢を見るときも伝道する夢を見るべきです。また、すべてのことを福音と伝道につなげて祈るべきです。そうすれば、必ず力が現れて、癒される働きが起きます。
―今日の伝道を深く黙想しましょう。そして、自分だけの伝道計画を立てて、伝道資料を準備しましょう。
香港集会 第2講 / 2009.12.16