真の弟子と真の復興
使徒2:1~4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。(4)
定刻礼拝のための讃美 397番 ひかりの高地に
弟子たちが起き上がる時、復興の働きが起きます。私たちが完全な福音を持っているなら、今、貧しくても、力がなくても大丈夫です。たとえ霊的問題の中にいるとしても、その中で神様の計画を握れば答えられます。神様が今私たちに願っておられることはなんでしょうか。
1.福音の中にすべてがあることを悟るように願っておられます。
神様は福音の中にすべてがあるという事実を悟ることを願っておられます。これを認めないと、どんな場合でも霊的問題は解決できません。福音がすべてであるなら、言いわけする必要もありません。聖書の中の7人のRemnantは、みな大変な苦難を味わいましたが、落胆する人はだれひとりいませんでした。パウロは福音のために苦しみを受けることを、かえって感謝しました。また、パウロは多くの素晴らしいことをしましたが、最も弱いことを誇りました。そのため、暗やみの勢力は砕かれるしかなかったのです。
2.福音を味わう方法を悟ることを願っておられます
福音がすべてであるために、私たちは福音を味わう方法を正しく知らなければなりません。一つ目、ただ福音でなければなりません。ただ福音というのは、イエスがキリストであり、キリストがキリストであり、キリストが私たちの主人になることを意味します。私たちの主張は全く必要ありません。そうすれば、必ず自分自身に働きが起きて、教会が生かされます。定刻祈りの中で福音を味わえば、天の軍勢が私たちの先を進んで、暗やみの勢力が砕かれることを見るようになります。二つ目、24時間祈りの幸せを味わうことです。すべてのことを福音の目で見なければなりません。これを常時祈りと言います。すべてのことを福音とつなげるとき、大きい働きは起きるのです。三つ目、神様の御前で、全ての不信仰と動機を捨てて、深い祈りを味わうべきです。
3.神様の時刻表を見ることを願っておられます
五旬節の日、初代教会には人の力では止められない、炎のような、激しい風のような神様の力が現れました。このときから、伝道の門が開かれ始め、弟子たちが起こされ、みことばが成就し、現場が変わるようになりました。そして、伝道弟子たちが現場を少しずつ掌握して行きました。正確な神様の時刻表の中で、アンテオケ教会が立てられ、福音がマケドニヤを経てローマに伝えられていく時刻表が開かれました。今日、私たちが伝道運動と世界福音化のための神様の時刻表を見るようになれば、私たちにも初代教会の働きが起きるようになるでしょう。
―福音の中にすべてのことがあるという事実を深く黙想して、自分に具体的に適用しましょう。
香港集会 第一講 / 2009.12.15