燭台
出25:31~40 それにともしび皿を七つ作る。ともしび皿を上げて、その前方を照らすようにする。(37)
定刻礼拝のための讃美 487番 いつくしみ深き
やみを明るくするためには、光が必要です。創世記3章の事件以来、すべての人間にはやみが臨みました。そのやみのゆえ、すべての人に必ず必要なのはいのちの光です。創造の前からあった暗やみと空しさを打ち破るため、いのちの光であるキリストが来られたのです(ヨハネ1:11)。この光が私たちの上に臨まれたため、これから立ち上がって放つことだけすれば良いのです(イザヤ60:10)。
1. 個人に光が照らされる瞬間、働きが起きます
だれにも言えないやみの問題が私にあるかもしれません。そのような霊的な問題はだれにでもあり、私の体と精神、規律、生活の中で虎視眈々と倒そうとしています。そこで、先にしなければならないことがあります。光であるキリストの御前に不信仰を下ろすことです。不信仰を捨てる瞬間、その光は完全に私に臨み、多くの働きが起きはじめます。アブラハムとモーセと信仰の先輩たちも、不信仰を神様の御前に下ろす瞬間、真の光の働きが起きました。幕屋の中にともしびをいつも灯さなければならない理由がそこにあります。いのちであるイエス様の光の中で生活をすれば良いのです。
2. この光を他の人に伝えなければなりません
周りには光の奥義を知らず、さまよったり、ゲーム中毒やお酒、麻薬などの霊的な問題に苦しんでいる人たちが大勢います。暗やみの中に閉じ込められている人たちが大多数です。彼らにもこの光が必要です。光以外には解決方法がないからです。いのちの光を伝えるのが伝道です。私が体験した光を人に伝えると、出エジプトの働きと荒野での奇跡のような神様の摂理をもっと悟るようになります。今日の現場でこの光を放ち、この光を伝える時、私の中を聖霊が満たされ、働かれるのです。
3. この光をもって世の中を照らさなければなりません
やみが地を覆って暗やみが諸国の民を覆っています。光の威力を一番よく知っている存在がやみです。この光が照らされるとき、暗やみの勢力は崩れずにはいられません。エリコに住む遊女ラハブにこの光が照らされました。その地を偵察しに行った神様の人々をかくまって、不信仰ではない、信仰を選んだイスラエルの民は全員カナンの地を征服しました。世界史が変わったのです。私の中に臨んだ光の知らせに、すでに暗やみの勢力は震えおののいているでしょう。このともしびがいつも私の中にあれば、世の中を変える主役として生きるようになります。
-神様の御前に私の不信仰を下ろし、光であるキリストが私の主人であると告白しましょう。
インマヌエル教会聖日1部 / 2009.12.13