死といのちの対決
使徒12:1~25 こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。(5)
定刻礼拝のための讃美383番 迫害うけども
初代教会が危機を迎えました。死といのちの対決でした。死といのちの中でどちらかを選ばなければなりませんでした。ところが、その日、大きなみわざが起きました。多くの人は死の危機が来ると、避けたりあきらめたりしますが、初代教会は死を覚悟し、いのちの福音を握りました。どのようにして初代教会はこのような死といのちの対決に勝利できたのでしょうか。
1. 福音を知る者は大胆です
イエス様がよみがえられた後、40日間、神の国について説明されました。そして、聖霊が臨んで力を受け証人となることを約束され、何も心配せずに約束したことを待ちなさいと言われました。その契約を握ったら、ある日、働きが起きました。(使徒2章)。聖霊の働きを体験したら変わりました。以前は何も言うことができなかったペテロが、足のなえた人を見て「イエスの御名で起き上がって歩きなさい」と命じました。法廷に立ったにもかかわらず、「天の下に救われるべき名はほかに与えられていない」と大胆に叫びました。
2. 祈りを知る者は引き下がりません
祈っていて、五旬節の日、聖霊に満たされました。聖霊を受けた弟子たちは迫害される中でも、迫害者の脅かしをなくしてくださいと祈らず、彼らの脅かしをご覧になり、大胆に神のみことばを語らせてくださいと祈りました。エルサレム教会が大きなかん難にあったとき、かえってそれによってアンテオケの門が開かれました。大きな苦しみにあって弟子たちが一緒に祈るとき、奇跡が起きました。
3. すべてを祈りをもってつなげてみましょう
ペテロが牢に閉じ込められた時、教会は彼のために切に神様に祈りました(使徒12:5)。その時、突然、主の御使いがペテロを牢の外へ導きました。そして、主の御使いが迫害者ヘロデを打ったので、虫にかまれて死にました。このように神様の子どもに苦しみが来ると、神様は天の軍勢を遣わされます。神様のみことばは力強く広まり、全地域に伝えられました。今日、決断してみましょう。福音と伝道と学業(仕事)が一つにつながって、祈りができなければなりません。福音の中にすべてがあるので、私のすべてを祈りの中に持ち込めば良いのです。そうすれば、過去が祝福の土台となります。今の良いことも悪いことも未来の土台となります。福音を正しく味わえば、未来に神様の働きが起きます。
-福音と伝道、そして学業(仕事)を一つにつなげて祈ってみましょう。
核心訓練メッセージ / 2009.12.5