福音を持つ者の力





ローマ12:14～21 愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」(19)





定刻礼拝のための讃美　202番 罪重荷を除くは






 ある重職者は牧会者のせいで難しいと言い、ある教役者は重職者のせいで難しいと言います。また、ある人は教会に通ったが、落胆して教会にもう行かないと言います。このように、人々につまずくようなことがあったらどうすれば良いのでしょうか。聖書に出ている伝道者は、どのようにして問題や試みを十分に乗り越えたのでしょうか。方法は一つです。神様の御力を私たちが持つことです。そうすれば、問題も祝福となり、答えとなります。どうすれば神様の御力を体験し、難しい試練に勝つことができるのでしょうか。必ず三つのことがなければなりません。
 




1. 小さな出会いを通して神様の御力が現われます
 神様の御力は小さな出会いを通しても現われます。ヨセフは悔しい目にあいましたが、何も言いませんでした。ヨセフのゆえ、ポティファルの家に神様の御力が現われました。ダビデはサウル王を打たないようにするために、わざと避けて行きました。この小さな出会いを通して神様の御力がダビデに現われました。パウロは貧しくても、富んでも、難しくても構いませんでした。力を与えてくださる方の中にいたからです。
 






2. 多くの問題や葛藤を通して神様の御力が現われます
 悪に悪を報いることなく、できる限りすべての人と平和を保つほうが良いです。間違った人や失敗を犯した人に善をもって打ち勝つ時、神様の御力が現われます。復讐は主の御手にあるので、間違った人を助け、敵のために祈ってみましょう。それが福音を持つ者の力です。






3. 暗やみ(サタン、悪霊)の力が縛られるようになります
 暗やみの力は個人と家庭に伝染病が広まるように入り込んできます。一人がかかったら、家族に伝染して、家中を少しずつむしばんで行きます。神様の子どもには一瞬で暗やみの力に勝つ権威を与えられました。聖霊に満たされる時、暗やみの力は逃げます。悪に悪を報いず、かえって祝福するのがサタンに勝つ道です。サタンが逃げ去るようにするべきです。その時、私たちがみことば運動をすると、サタンは縛られて、より大きな働きが起きます。
 




-私たちが弱いことをご存知で、神様は福音を与えられました。福音を持つ者は神様の御力を所有した者です。ヨセフが勝利できたのは、我慢強かったからではなく、福音を知って神様の御力を体験したからです。私はこの福音の力をどれほど味わっているでしょうか。





インマヌエル教会聖日2部 / 2009.11.1