弟子の現場
使9:36~43 ヨッパにタビタ(ギリシヤ語に訳せば、ドルカス)という女の弟子がいた。この女は、多くの良いわざと施しをしていた。 (36)
定刻礼拝のための讃美 274番 いともかしこし
弟子を正しく立てる時、現場に伝道運動が正しく成されます。その証拠がまさに初代教会です。迫害のゆえにすべてを失った人々が集まったため、初代教会は何の力もなく、とても貧しかったです。しかし、初代教会は勝利しました。その奥義は何でしょうか。
1.霊的な状態
祈りとは、自分を降ろして、神様がともにおられる奥義を味わうことです。その時、癒されて、霊的な力も得るようになります。私たちがみことばを握って少しでも黙想する時間を持つならば、すばらしい力が生まれます。今、私たちには祈りを味わう霊的な状態が必要です。
2.聖霊の満たし
初代教会は、多くの苦しみをどのように勝ち抜いたのでしょうか。それは、初代教会で起きた聖霊に満たされた働きのゆえです。聖霊が働かれる時、天の御座の祝福が臨み、主の使いが遣わされ、暗やみの権威が打ち砕かれるのです。初代教会はこの祝福を毎日味わいました。この祝福の中で、イエスがキリストだという体験が続いて起きました(使1:1)。私たちはこの事実を一人で味わうことができなければなりません。また、神の国を味わわなければなりません(使1:3)。その奥義を味わいながら待つと、力を体験するようになります(使1:8)。
3.弟子
初代教会には、多くの弟子たちが起き続けました。120人で始めた初代教会に、3千人の弟子、5千人の弟子が立ち上がりました。今も教会の外には多くの弟子が隠されています。この事実を信じて現場に行く歩みごとに聖霊が働かれ、主の使いが活動するのです。私たちがこの事実を体験する瞬間から、私たちの人生が変わります。
4.地教会
初代教会は、地域ごとに弟子たちが立てられて、あらゆる所に福音を伝える地教会が立てられました。弟子たちが集まって聖霊に満たされるために祈ると、すばらしい働きが起きました。そのため、経済も解決され、文化も変わりました。政治現場はもちろん、占いと偶像の現場に福音の大きな影響を与えました。
- 私を通して弟子が見つけられ、弟子たちの集いを通して地域が生かされる答えの絵を描きましょう。
核心訓練メッセージ/ 2009.10.31