救いと伝道
マルコ3:14 そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、
定刻礼拝のための讃美 473番 心にあるこの安きを
今、全世界は霊的な苦しみの中にいます。特に、次世代に深刻な問題が来ています。どうすれば正しい祝福を受けることができるのでしょうか。正しい福音を味わうだけで良いのです。それだけではなく、正しい福音を伝える伝道の奥義を所有していれば良いのです。
1.救い観
救いを知るか知らないかの問題ではありません。救われたにもかかわらず、救い観が誤っていると、苦しみが続くことがあります。救われたにもかかわらず、残っている誤った体質のゆえに苦しみを受けます。救われたにもかかわらず、神秘主義の体質を持っていると、結局、その中に陥ってしまいます。律法主義体質があると、福音を味わう前に問題が来るしかありません。人間主義体質もまた、福音を味わうことに邪魔になります。それだけでなく、自分の考え通りにする体質や悩む体質を持っていると、結局、苦しみを経験するようになります。正しい救い観があれば、必ず答えられます。
2.神様が私とともに
本文では、神様が「お望みになる者」たちを呼び寄せられました。それが恵みです。そして、「身近に置くため」とおっしゃいました。それを味わっていると、伝道は当然に成り立ちます。そのため、「彼らを遣わして福音を宣べさせ」ということは、神様がともにおられる証拠を言っているのです。それだけでなく、「悪霊を追い出す権威」も与えられました。この祝福の中にいなさいということです。完全に救われたのにもかかわらず、いつも福音を必要としていることが信仰生活です。福音をいつも味わってこそ、伝道の祝福を受けることができます。
3.私たちが開かなければならない目
神様の子どもは、必ず目を開かなければなりません。教会に行くと多くの問題があります。そして、世の中に出ると、現実の前に苦しみを経験したりもします。それだけではなく、家庭にも問題があります。しかし、試みに会う理由はありません。すでに救われた神様の子どもであることが確実であるためです。むしろ霊的な目を開いて、神様がすべてを備えて救われた事実を知って悟れば良いのです。ヨセフは家庭に問題が生じた理由を悟っただけで、神様が彼にすべての祝福を与えられました。
- どうすれば霊的な問題に勝ち、世の中で勝利できるのでしょうか。福音を正しく味わい、その福音を伝える伝道の祝福を味わえば良いのです。今日も最高の伝道計画を立ててみましょう。
Remnant伝道学 202講/ 2009.10.24