ただ福音
Ⅰコリント1:18 十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。
定刻礼拝のための讃美 102番 キリストにはかえられません
初代教会の主題は、「ただ福音」でした。福音を味わった人は、ただ福音が神様の力であることを知っています。しかし、福音を味わっていない人は、福音の重要性を悟ることができません。自分に対してうそをつかなければ、福音を簡単に理解することができます。自分を振り返れば、一つのことを確実に悟るようになります。上手にしようと努力しますが恥ずかしいことが多いことを知り、自分が罪人であることを知るようになります。
1.正しい始まり
ジョン・カルビン牧師は、「すべての人は全的に腐敗した」と話しました。人生を悟ると、人間にはまったく希望がないことを知るようになります。そのため、神様がキリストを遣わされたのです。私たちの人生の始まりを福音ではない別のものから始めると、始まりから失敗しているのです。神様は私たちを確かに滅亡するしかない所から救われましたが、それを知らないで始めているならば、実際に人生は失敗したのです。教会が始まる時にも、福音で始まらなければ、一番大きな問題になります。
2.「ただ福音」、「ただイエス」を恐れる存在
サタンは、「ただ福音」、「ただイエス」という言葉を恐れます。パリサイ人たちは、律法を守ることによって救われると考え、初代教会を迫害して、善い行いを通して救われると考えた中世教会は、宗教改革者たちを迫害したのです。その上、彼らは免罪符を買うと罪を赦されると主張しながら、それを売ったりもしました。今はどうですか。福音ではない別のものが韓国と世界の教会にあまりにも多く広まっています。
3.聖書は福音を強調します
福音は宗教ではありません。福音は人間の根本を解決します。人間には根本問題があります。根本問題とは、人が罪を犯して神様から離れ、サタンの奴隷になって生きることを意味します。人間の力では、サタンに勝つことができず、運命を変えることもできません。人間は根本問題を解決できません。そのため、神様はご自分の方法で人間を救うことにされました。その方法がまさにキリストです。神様はキリストを遣わすことを約束されました。これを福音と言います。聖書全体はこの福音を強調しています。私たちはこの福音を回復しなければなりません(創3:15、出3:18、イザヤ7:14、マタイ16:16)。
- 私は「ただ福音」で始めていますか。「ただ福音」というみことばを深く黙想しましょう。
RUTCの朝 / 2009.10.14