救いと祈り
ヨハネ 14:14 あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。
定刻礼拝のための讃美 500番 めぐみふかき主のほか
多くの人が祈りますが、正しく祈る事が重要です。正しい祈りをするためには救いと祈りを正しく理解するべきです。救いに対する感謝があれば、感謝の祈りが出てくるようになります。それゆえ、福音を正しく知る事がとても重要です。神様はすべてを備えて私たちを召されたので、私たちは聖霊の満たしを受けさえすれば良いのです。未来に対して心配する理由はまったくありません。神様が地の果てにまで証人として立てると約束されたからです。
1. 未信者の救い観と祈り
多くの人は、人間が死んだ後はすべてが終わると言います。それゆえ、犯罪を起こしたりもします。しかし、霊的な世界は確かに存在しています。ある人は輪廻説を信じて前世と来世のことを話したりします。また、ある人は漠然とみんなが天国に行くと信じています。また、宗教儀式を通して自分が体験したことを救いだと信じている人もいます。偶像崇拝をすると、力が現れたりもします。このように、宗教生活をしても力が現れる理由は、霊的な世界があり、その中に悪霊も存在しているからです。ですから、暗やみの世界に陥ると混乱します。麻薬やゲーム中毒になると、霊的に致命的な状態になります。
2. 救いと祈り
イエス・キリストを通して救われた神様の子どもは、生活と考えそのものが祈りです。それで、何でもキリストの御名によって求めれば良いのです。神様が私たちを先に召されたからです。そして、聖霊がいつもともにおられるからです。
3. 救われた者の祈り
救われた者の祈りは、どのような内容でなければならないのでしょうか。救われた者の奥義は、神様がともにおられることです。ですから、ダビデは「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません」(詩篇23:1~6)と告白しました。この告白を実際的に味わいさえすれば、すばらしい働きが起きるようになります。そうしながら、福音の内容を味わうことです。神の国と伝道の祝福を味わうことです。これが最高の祈りです。正しい救い観と祈りの奥義を持っていてこそ、混乱している世の中で勝利して、重要な答えを受けるようになるでしょう。
-正しい救い観と祈りの奥義を持って、世の中で勝利すべき私たちですから、救いと祈りに関する考えをよく整理するべきです。
Remnant伝道学 201講/ 2009.10.17