伝道に対する正しい理解
使徒 8:26~40 ところが、主の使いがピリポに向かってこう言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」(このガザは今、荒れ果てている。(26)
定刻礼拝のための賛美 274番 いともかしこし 神学校を卒業しても伝道を正しく学ぶ事ができずに、伝道が大変だと思っている指導者が多く、信徒も同じく伝道を負担に思い、伝道の祝福を味わえずにいます。他の宗教は福音もないのに、水準のある布教活動をします。そのような中で、教会が伝道を正しく理解できないと大変なことになります。
1. 伝道とは何か
伝道は私たちがすることのように見えますが、神様の絶対主権の働きです。神様はすべての万物をみことばで創造され、統べ治めておられます。救う者を世界の基の置かれる前からお選びになりました。すべての事件には神様の目的があります。神様は、救われた者に対して時刻表をお持ちです。ですから、神様の正確な導きを受けるべきです。伝道の中には、神様のすべてが含まれています。人々が見ると伝道がおろかに見えるとしても、神様はそれをもって人を救うことに定められました。伝道の中には、個人、教会、国家、世界、歴史のすべてが含まれています。伝道は最高の祝福です。
2. 伝道はどのように成されるのでしょうか
エチオピアの宦官を備えられ、ピリポを用いて福音を伝えるようにされたように、神様は弟子と信じる者をあらかじめご存知の上で用いられ、救われる人をご存知の上で準備されます。神様は、最も大きな祝福の方法として伝道を成し遂げられます。主の御使いを通して働かれ、主の聖霊が直接働かれる場合もあります。伝道は、みことばの働きに従って行われます。キリストを正しく知り、味わう人を中心に、伝道のすべてを動かされます。伝道を正しく理解したのかをチェックしてみるべきです。
3. 伝道以後にどのようなことが起きるのでしょうか
伝道活動が終わっても、聖霊の働きは続きます。エチオピアの宦官は自分の現場に帰りましたが、この働きは続きました。一人のたましいが救われたのですが、みことばの成就は続きます。真に福音を受けると、一回ですべての問題が解決され、伝道後に真の喜びと幸せを味わうようになります。私たちが正確な福音を伝えることのお手伝いをしたら、福音を受けた人にも、自分にとっても、永遠な祝福となります。福音以外には真理がなく、伝道以外には至急なことはありません。また宣教でなければ世界を見る事ができません。
-私は伝道を味わっているのでしょうか、あるいは恐れているのでしょうか。私は伝道をどのように理解しているのでしょうか。
核心訓練メッセージ / 2009.10.17