家族
使徒 16:15 そして、彼女も、またその家族もバプテスマを受けたとき、彼女は、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください」と言って頼み、強いてそうさせた。
定刻礼拝のための讃美 492番 この世のたびじに
人は、それぞれ異なる家庭の背景を持っています。その中で経験する多くの問題ゆえ、一生傷を背負って生きていく人もいます。しかし、背景を正しく理解しないと、福音を持っていても正しい癒しを受けることができません。実際に家庭の問題で苦しんでいる人や、このような家庭を福音をもって助けようと思っている方は、必ず参考しなければならない内容があります。
1. 家庭にある実際的な問題
私たちの周辺や家族の中には、障害を抱えていたり、病気、または精神的な苦しみにあっている人が大勢います。聖書では、これらがその人自身や親の罪ではなく、神様の働きを表すためであると語っています。私たちがこのみことばを堅く握り、家庭が回復される答えを味わい、実際的に大変な家庭を助けてあげるべきです。また、家庭不和や離婚などで苦しんでいる家庭もあります。ホセア預言者は妻のせいで多くの苦しみにあいましたが、その時代に向けられた神様の特別なメッセージを握りました。家庭の困難を通して、私たちが神様の願いが込められたメッセージを握るときに、その苦しみは大きな答えの土台になります。
2. 三つの背景
まず、だれにでも家庭の背景があります。人にはそれぞれ、経済的、文化的、宗教的に異なる背景があります。しかし、どのような背景で育ったとしても、自分が育ってきた背景が土台になるでしょう。自分が育ってきた家庭の背景の中に神様の大いなる働きと計画があります。二つ目は、教会の背景です。その中で神様の重要なメッセージを握るべきです。三つ目は現場の背景です。自分の職場と学校の現場のことです。背景が良い場合も、悪い場合もあります。しかし、その中でメッセージと解答を見出すべきです。このために神様は私たちを召されました。
3. 家庭の問題を契約として握りなさい!
どんなに立派な働きをして、みことばを伝えるメッセンジャーであるとしても、個人の問題が解決されず家庭の問題が続くのであれば、働きを持続する事はできません。また、自分自身も難しくなります。家庭の問題を重要な契約として握ってこそ、勝利する事ができます。傷を抱えていると、必ずサタンの罠にはまってしまいます。神様は救われた神様の子どもと伝道者の家庭に最高の計画を持っておられます。その良い計画を見出すべきです。この時、家庭での最高の祝福を回復することができます。
- 家庭に向けられた神様の契約と、良い計画が何であるかを深く祈りつつ黙想しましょう。
新しい家族修練会 5講/ 2009.11.12