一人でいる時
使徒 13:1~12 彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。(2~3)
定刻礼拝のための讃美 482番 しずけき祈り
伝道運動の成功は、自分が一人でいるときにどのような力を得ているかにかかっています。初代教会が伝道運動に成功できた最も重要な要素が三つあります。私たちはこれを必ず回復すべきです。
1. 聖霊の満たし
「聖霊の満たし」を言い換えると「完全信仰」です。初代教会のマルコの屋上の間の現場は、今とは全く異なります。その場に行くと、死ぬ確立は99%を越えるということでした。社会的にも経済的にも大きな被害があるしかありません。このように極限の状況の中でも、マルコの屋上の間に集まった人々が初代教会の弟子たちです。これは、ただ聖霊の満たしによってのみ可能なことです。完全信仰でなければ私たちは不信仰に勝つということはできません。もちろん、私たちが完全な生活を送ることはできませんが、完全な信仰を持つことはできます。私たちが小さな信仰を持つだけで、神様はすばらしい働きをなされます。これが伝道運動を成功させる第一の鍵です。
2. 使命者の家
伝道運動を成功させる二つ目の鍵は、使命者の家です。この家は、必ず弟子と関連しています。アナニヤの家、皮なめしシモンの家、ルデヤの家、ヤソンの家、ヌンパの家など、家に対する多くの証拠が聖書に記されています。使命者の家は、重要な答えの現場です。その家には、必ず神様の働きを体験した証人が集まるようになります。このようになる時、大きな力が与えられ、伝道運動へ力強く進んで行けるようになります。
3. 現場の教会
伝道運動は、現場を生かす運動であり、教会を生かす運動です。初代教会が起こした伝道運動の現場ごとに、必ず現場教会が立てられました。伝道運動が始まった初代教会のマルコの屋上の間は、すぐに教会になりました。また、そこは使命者の家でもありました。そこに聖霊が働かれ、伝道の門が開かれ、みことばが成就して、弟子たちが起きて現場の答えが続きました。そこで受け入れの働きも起き、みことばも伝えられ、個人の養育が続けて行われたのです。伝道運動の成功は、結局は個人にかかっています。
-聖霊の満たし、弟子の家、伝道運動の中心となった現場教会、私はこの祝福をどのように適用するべきでしょうか。今日、私に聖霊の満たしが臨み、私の家が伝道運動の中心となり、私がいる現場で、私を通して伝道運動が新たに始まるように祈り始めましょう。
新しい家族修練会 2講 / 2009.11.12