聖霊のバプテスマ
使徒8:14~25 ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊がまだだれにも下っておられなかったからである。ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。(15~17)
定刻礼拝のための讃美 177番 御霊よ降りて
間違いなく神様は今も主権を持って働いておられます。間違いなく神様はキリストを送られ、神様に会う救いの道を開かれ、すべての問題を解決されました。そして、間違いなく聖霊は私たちに世に打ち勝つ力を与えると約束されました。今まで聖霊論に関する議論は絶えず続いてきました。それでは、私たちは聖霊の働きをどのように理解して体験すべきでしょうか。
1. マルコの屋上の間に臨んだ聖霊のバプテスマを受けなければなりません
イエス様はよみがえられて40日間、神の国のことを語られました。そして、聖霊を送ると約束されました。ただ聖霊が臨まれると、力を受け、地の果てにまで主の証人になると言われました。マルコの屋上の間に集まった120人は、主の約束を握ってただ祈りに専念しました。その時、五旬節になって約束どおり聖霊が働かれました。それから、伝道の門と同時にすべての門が開かれ始め、講壇で宣言されたみことばが成し遂げられるようになりました。ついにその祝福は現場につながり、伝道の実が結ばれ、弟子が立てられ、経済問題が解決され、現場に毎日、変化が起き始めました。これが、今日、私たちが体験するべき聖霊のバプテスマのモデルです。
2. 聖霊の体験を続けると、伝道の門が継続的に開かれます
聖霊の満たしが持続すれば、現場に神様のみことばが満たされるようになります。聖霊の満たしを体験すると、迫害が起きてもステパノのように死をも恐れなくなります。また、サマリヤのような災いの地帯にも神様の働きが起き、聖霊の働きによってピリポとエチオピアの宦官が出会ったように、神様の絶対主権が臨むようになります。本文のように霊的な大きな働きが現場で起き始めます。このような働きを実際に体験しなければなりません。
3. 定刻祈りを通して聖霊のバプテスマを体験すれば、世界を変えることができます
聖霊の満たしを求めると、講壇で宣言されたみことばが継続して現場で成し遂げられ、未来が見えるようになります。パウロが定刻祈りをする時ごとにローマ福音化に対する未来が見えました。このように簡単なことなのに、人々は祈りをしていません。これから三つの祈りを始めてみてください。一日に一度、二度でも静かな時間にみことばを握って定刻祈りをしてみましょう。驚くべきことが起きるでしょう。そして、仕事をする時や人間関係において聖霊の働きを味わう常時祈りをしてみてください。また、深い祈りの時間を持ってみましょう。パウロは自分の問題を持って深い祈りに入って、問題が大きな恵みであることを悟りました。
-聖霊の満たしを継続的に体験し味わうために、回復するべきことは何か点検してみましょう。
核心訓練メッセージ/ 2009.10.10