偽の答えと本物の答え
使8:9~13 しかし、ピリポが神の国とイエス・キリストの御名について宣べるのを信じた彼らは、男も女もバプテスマを受けた。シモン自身も信じて、バプテスマを受け、いつもピリポについていた。そして、しるしとすばらしい奇蹟が行われるのを見て、驚いていた。 (12~13)
定刻礼拝のための讃美 393番 われらの戦い血によらず
神様の子どもには特徴があります。神様の子どもはみことばを信じることができます。聖書には未信者も信じることのできるみことばと、信徒だけが信じることのできるみことば、そして、真の答えを受けることのできる人だけが信じられるみことばがあります。「ただイエス」ということは、信徒だけが理解できることであって、霊的な世界についてのみことばは、真の答えを受ける人だけが信じることができます。霊的な世界を正しく知ると、真の答えを受けます。
1.真の答えを受ける信徒は、霊の世界を信じます
救われた人が行く場所に、暗やみの勢力は逃げます。動機なく福音を味わうならば、イエス・キリストの御名によってサタンが自ら逃げ去ります。キリストが働かれると、暗やみの勢力は逃げるしかありません。その時から御使いが遣わされ、神の国が臨むよういなります。
2.真の答えを受けて神様を信じる人は、霊の世界を信じるようになります
真の答えを受ける人は、霊の世界を悟るようになります。福音の根を下ろした人が行くあらゆる所に、暗やみの勢力が崩れます。霊媒師たちとその家族の苦しみは、言い表すことのできないほど大きいです。しかし、彼らもイエス・キリストを信じると、直ちに解放されることができます。もし、霊的に苦しんでいる方は、福音の根を下ろすことがもっとも重要です。福音の根を下ろすと、暗やみの勢力は自然に打ち砕かれて、逃げます。その時、真の癒しが起きます。
3.救われた者は大きな権威を受けるようになります
福音体質になると、イエス様の御名によって働きが起き始めます。初代教会の弟子であったピリポ一人が福音を悟って現場に入った時、暗やみの勢力が打ち砕かれました。このように、動機を捨てて、福音が根を下ろして福音体質を備えた弟子一人が出ると、その地域は必ず働きが起きるでしょう。救われた人々には、上から与えられるすばらしい権威がすでに来ています。神様の子どもになる権威(ヨハネ1:12)、サタンのあらゆる力を制御できる権威(ルカ10:19)、祈る時ごとに答えられる権威が与えられたのです。パウロが宣教の働きのために現場に行ったとき、霊媒文化、占い文化、偶像文化が打ち砕かれました。今も暗やみの勢力に陥った人があまりにも多いです。私たちは伝道という祝福を持って、彼らを生かさなければなりません。
- 私たちはなぜ伝道しなければならないのでしょうか。なぜ霊的な戦いをしなければならないのでしょうか。なぜ祈らなければならないのでしょうか。
核心訓練メッセージ / 2009.9.26