重要なことを見た人々
使8:1~8 他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り步いた。ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。群衆はピリポの話を聞き、その行っていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。 (4~6)
定刻礼拝のための讃美 27番 すくいぬしイエスを
福音とは何でしょうか。福音を強調する理由は何でしょうか。福音の中にすべてがあります。イエス・キリストが人生の結論です。そのため、私たちはただ福音、ただ祈り、ただ伝道の中に入らなければなりません。そうすれば、聖霊の働きによって福音を悟るようになり、体験して、味わうようになります。私たちのレベルを越えて、サタンの攻撃に打ち勝つことのできる聖霊の満たしを受けるようになります。これらのすべては、ただ聖霊の働きでだけ、可能になります。この奥義を持っていた初代教会は、すべての環境に勝って、福音によって世界を生かしました。今日、私たちもこの答えを味わうことができるのでしょうか。
1.まず、見なければならないことがあります
ステパノと初代教会の使徒たちは、イエス様の公生涯を見ました。福音を逃したユダヤ人たちが、イエス様を十字架にかけろと叫ぶのを見ました。十字架の上で苦しまれ、復活して地上最高の証拠を見せられたイエス・キリストを見ました。そして、イエス様が復活された後に与えられた最後のメッセージを握りました。また、彼らは聖霊の降臨と、その後に起きる聖霊の働きを見ました。イエス・キリストの御名によって、40年間歩けなかった人が立ち上がるのを見ました。聖霊と知恵に満たされた働き人と、ただ福音だけに励む使徒たちを通して、教会に起きる聖霊の働きを見ました(使6:1~7)。
2.初代教会は重要なことを見ました
初代教会は、福音を防ぐサタンのしわざと、福音を持つ働き人を用いられる神様の計画を見ました。ステパノの殉教をスタートに、エルサレム教会に大きな迫害があって、使徒以外にはみな、ユダヤとサマリヤ、全地に散らされました。散らされた人々は、あらゆる場所で福音のみことばを伝えました。ピリポもサマリヤの町に行って、キリストを民に伝えました。その時、飢え渇いてさまよい、苦しむ人々が福音を聞いて癒されました。滅びていた人やこれから滅びるユダヤ人に必要なことがまさに福音です。みことばの力を体験する方法は、みなそろって福音を聞いて従うことです。その時、大きな災いが退いて、大きな喜びが臨むのです。
3.より重要な未来を見なければなりません
世の終わりには、あらゆる災難が起きて、苦しみの時になり、人々が悪くなって欲に引かれるようになります。霊的に大きく混乱するようになるので、主のみことばを読んで、聞いて、守る者が勝利します。聖書にある信仰の人々は、いつもインマヌエルと聖霊の導き、神様の計画を味わいながら、神様が備えられた未来を味わいました。
- 私は今まで何を見ましたか。そして、今、何を見ていますか。これから何を見なければなりませんか。
核心訓練メッセージ / 2009.9.19