生涯の祈りの課題
マタイ6:31~34 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。(33)
定刻礼拝のための讃美 473番 心にあるこの安きを
生涯の祈りの課題をどのようにして握ることができるでしょうか。祈りの課題がないのは、答えもないという意味です。しかし、神様と関係のない祈りの課題を作ることも危ないです。また祈りの課題はあるのに、実際に祈らなければ苦しみを受けます。そうであれば、どのようにすれば、正しい生涯の祈りの課題を握ることができるのでしょうか。
1. 神様との関係祈り
多くの人がビジョンから探そうとしています。しかし、祈りの答えを正しく受けた人々は、神様との関係が円満でした。神様が願っておられるのは、福音を悟って神様との関係を味わい、答えられることです。そのため、神様との対話が成り立つ関係祈りが、何よりも優先となります。聖書で祈りに一番よく答えられた7人の Remnantは、どんな状況でも福音を持って、神様との関係を深くする祈りを忘れませんでした。彼らはその祈りをするとき、とても幸せだったので、どんな状況にも勝てました。この中で未来に向かったビジョンも出るようになります。そして、その中で聖霊の満たしを待てば良いのです。祈りの課題を決めることより、神様との関係をまず回復しなければなりません。
2. インマヌエル祈り
インマヌエル祈りは、神様が私とともにおられることではなく、私たちとともにおられることです。世の中には神様の子どもを助ける人もいれば、害を加えようとする人もいて、いろんな利害関係がからまった人もいます。その中で神様の計画を見つけ出すのが、インマヌエル祈りです。ポティファルの妻がヨセフを誘惑しなかったら、ヨセフは総理になれなかったでしょう。サウルがダビデを苦しめなかったら、ダビデは正しい答えを受けられなかったのです。それがつながっていくのがインマヌエル祈りです。この祈りはすなわち現場祈りであり、常時祈りです。自分がいる現場で神様の計画を見つけ出すことです。
3. 伝道祈り
実際にしなければならない祈りは、伝道祈りです。イエス様が一番先に言われたのは「あなたがたは神の国とその義を第一に求めなさい」ということでした。また、よみがえられて言われたのは、すべての国々と、すべての民族と、地の果てにまで行きなさいということであり、40日間言われたのは神の国に関することでした。伝道のための祈りをすれば、神様がすべてを答えられます。その答えによって祈りの課題が決まります。祈りの課題はみことばの成就と合わさって証拠として現れます。そのとき、生涯の祈りの課題を見るようになります。
- 自分の祈りの内容はどんなものなのか、よく考えてみましょう。神様との関係祈り、インマヌエル祈り、伝道祈りを黙想しましょう。
RUTC朝 / 2009.9.17