ONENESS
使徒 2:1~4 五旬節の日になって、みなが一つのところに集まっていた。(1)
定刻礼拝のための讃美 262番 つみのやみじに
初代教会の始まりは、どうだったのでしょうか。何の力も無く、背景もない弱い人々の集まりから始まりました。こんな初代教会が当時の最高の強国であるローマにまで福音を伝え、世界を生かす答えを受けました。どのようにして、このような答えを受けることができたのでしょうか。世界福音化において最も重要なのは、福音の中でOneness(ひとつ)になることです。Onenessには、どのような意味が含まれているのでしょうか。
1. アイデンティティー
Onenessになるのが私たちのアイデンティティーです。主なる神様は一人です。父、子、聖霊の神様が一人です。政治には、与党と野党があり、学問も多様であってこそ発展することができます。しかし、唯一、一つの道に進むのが教会です。天国も一つであり、この世で信仰生活する際にも、聖霊の導きを受けるなら全員が同じ方向へと進むようになります。これが福音の中で通じる理由です。それならば、救われた神様の子どもである私たちは、Onenessを成し遂げるのが当然です。これが私たちのアイデンティティーです。
2. 証拠
私たちがOnenessになることが、私たちのアイデンティティーであり、私たちが救われたという証拠でもあります。これがまさに聖霊の導きを受ける者の証拠であり、祈りの答えを受ける者の証拠です。
3. 未来
福音運動の未来のためにOnenessを成し遂げるのは、かならず必要なことです。未来がないならOnenessになる理由もありません。イエス様が復活のメッセージで語られた「すべての民」、「万民」、「地の果て」を一言で言うなら、世界福音化の鍵となる「Oneness」を意味します。また、御座におられる主が七つの教会を同時に統治されていますが、これが「Oneness」の中の「Oneness」です。結局、世界福音化を成し遂げて次世代を生かす世界宣教とRemnant運動、そしてRUTCは、「Oneness」を成し遂げる一番重要な用語です。教会のアイデンティティーが「Oneness」であるため、「Oneness」が一番よくできなければならないのですが、不思議なことにうまくできません。福音のない団体と他の宗教、不健全な団体が一丸になっているように見えますが、これは単なる連合と団結に過ぎません。聖霊の導きを受けている私たちこそが、真の「Oneness」を成し遂げることができます。
-私たちの中にあるOnenessできないようにする障害物は何でしょうか。どのようにOnenessを味わうかを黙想してみましょう。
産業宣教メッセージ/ 2009.9.5