ビジョンを現実化しなければなりません
Ⅱテモテ2:1 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。
定刻礼拝のための讃美186番 十字架の血に
ヨセフが奴隷として売られましたが、聖書には、「主がヨセフとともにおられた」と記録されています。また、ダビデは大きな苦しみの中でも、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」と告白しました。彼らのように、私たちはどのように苦しみの中でも忍耐し、祈りの中に留まることができるのでしょうか。彼らは確実な望みとビジョンがあったため、耐えることができました。ビジョンがなければ崩れやすいです。神様が私たちに与えられたビジョンは、世界福音化です。世界福音化は、結局、神様が成されます。それならば、私たちがこのビジョンをどのように現実化できるのでしょうか。
1.「今日」を逃してはなりません
私たちが世界福音化の図表を描くならば、実際、漠然としていて、具体的ではないでしょう。それならば、どのようにビジョンを現実化できるのでしょうか。この答えは、「今日」です。「今日」私にもっともふさわしくて、もっとも正確で、もっとも詳しい伝道という単語を握らなければなりません。それだけ握ると、世界福音化の絵が描けます。ヨセフがビジョンを持っていましたが、ポティファルの家で一日一日神様の答えと働きを見たことがビジョンを現実化する道でした。今日を成功すると、ビジョンを成し遂げることに成功するようになります。その時から自分がする具体的な祈りが決まります。
2.ビジョンは必ず現実化しなければなりません
「今日」から始まった世界福音化のビジョンが、礼拝する時ごとに、一番最初に現実に成就されます。今日の祈りと伝道スケジュールを心に入れた時、礼拝を通してその計画が成就される現場を見るようになります。たとえば、勉強する学生が伝道すると言っていつも歩き回ることは、神様のみこころではありません。最善を尽くして勉強しながら、毎日伝道スケジュールをおいて祈っていて、出会いが与えられた時に最適の伝道資料を渡すならば、神様の働きを体験するようになります。これがビジョンを正しく現実化する道です。このように一つ一つ、人生の中でビジョンを現実化すれば良いのです。その時から未来が事実的に繰り上げて見ることができ、成功する未来が現実として現れるでしょう。
3.現実として現れるビジョンが真のビジョンです
ビジョンを持った人が、ビジョンを成し遂げるようになります。そして、このビジョンを現実と合わせた人が、そのビジョンを成し遂げるようになります。そうなってこそ、真のビジョンになります。このようになる時に祈りが成り立つしかありません。
- 神様が与えられた世界福音化のビジョンを現実化するため、「今日」私は何を始めるべきでしょうか。
Remnant伝道学 192講/ 2009.8.1