どのようにビジョンを実際化できるのですか
創 45:5 今、私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。
定刻礼拝のための讃美 268番 世界中に宣べ伝えよ
どんなビジョンを持つかより、どのようにビジョンを持つかが重要です。ビジョンは神様の御手にあります。ですから、神様の計画に合うビジョンを見つけることがかぎです。神様の計画は大きいので、自分と合う神様の計画を見つけることが重要です。神様は人を生かすことを願っておられるので、その時代に合う計画を見つけることが重要です。ビジョンは遠くにありますが、毎日それを味わえなければなりません。すなわち、実際化できなければなりません。では、どのようにしてビジョンを実際に味わえるのでしょうか。
1. 苦しみを通してビジョンを実際化させるべきです
聖書の中の答えを受けた人々は、家庭の問題、社会の問題、国家の問題、教会の問題、個人の問題の中からビジョンを実際化して味わい始めました。家庭に苦しみが訪れたのですが、そのことを通してビジョンを味わった人がヨセフです。世の中に出てみるとどれだけ問題が多いでしょうか。その中でビジョンを見つけた人がモーセです。彼らは、苦しみを通してビジョンを見つけて味わいました。私たちにとって問題は最高の機会です。間違いなく答えはあります。これを見つけると、安らかになり感謝があふれます。これらがビジョンを味わう実際的な方法です。
2. ビジョンを実際化できてこそ真のビジョンです
大小のできごとや事柄を、ビジョンを味わうことに活用するべきです。何かが起きたとき、良いこともあれば悪いこともあります。これらをすべてビジョンを成し遂げることに活用するべきです。そのようにしていると、また人と出会うようになります。すべての出会いの中に神様の計画があります。すべての出会いをビジョンを味わうことに活用してください。そして、実際的な祈りとみことば、伝道を通してビジョンを味わうことを実際化させるべきです。このようにビジョンを実際化させてこそ真のビジョンになるのです。
3. 答えと成功が来たときに、より一層ビジョンを実際化させるべきです
ヨセフは総理になってから全世界の使節と会うようになりました。モーセはパロ王の前に立ったとき、エジプトをはじめとする周囲のすべての国々に重要なことが伝えられました。サムエルとダビデは、早くから契約を握ったので、彼らの行跡が全世界に知らされました。エリシャがアラムの軍隊を完全に打ち砕いたので、この噂がどんどん広まりました。殉教しましたが、イザヤはバビロンでこれから起きることを預言しました。パウロは、テモテに兵士、競技者、農夫と言い、すべてのことについて神様が理解する力を与えてくださると伝えました。
・私はどのようなビジョンを持っていますか。そして、どのようにそのビジョンを実際化しますか。
Remnant伝道学191講 / 2009.7.25