奴隷の家から連れ出した主なる神様
出20:1~2 それから神はこれらのことばを、ことごとく告げて仰せられた。「わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。」
定刻礼拝のための讃美 458番 主のみてにたよる日は
今日、神様はご自身を「奴隷の家から連れ出したあなたの神、主である」として現されました。本文の現場はイスラエル民族がカナンを前にして十戒を与えられる直前の場面です。荒野で不信仰によって落ちこぼれた者たちもいて、彼らが入るカナンの地にはすでに7部族31王が住んでいたので、彼らには決断が必要でした。人生もそうです。私たちが歩む道にある問題と苦しみを乗り越える祈りの奥義と決断なしには難しいのです。主なる神様がだれなのかを正確に知って、私がその方の子どもであることを悟れば、祈りの答えの奥義を見つけ出すことができます。
1. 絵を描きましょう
今までともにおられた神様の証拠を握らなければなりません。神様は出エジプトしたイスラエルにご自身を説明され、信じた者には多くの奇跡と証拠を与えられました。彼らを運命とサタン、呪いから救い出されたのです。聖書の歴史はこのような神様の証拠であふれています。福音が繰り返しではなく、事実化されて、私の現場で成就される絵を描かなければなりません。未来を今日に引っ張って具体化するのがビジョンです。ビジョンの始まりは信仰です。みことばの証拠を握って未来の絵を描くビジョンが私たちの祝福です。
2. 必ず福音を前提にしましょう
根本的ないのちである福音を逃すと、礼拝をささげてみことばを受けても失敗したり、逃したりします。ですから、すべてを福音で見ることが重要です。福音の中にすべてがあるからです。私たちが知っていることと関係なく、福音で見て結論を下す福音気質が私の中にあるかが重要です。私の人生と働きは福音が前提になるとき、いのちとなります。
3. すべてを祈りの中でしましょう
私たちは祈りの中ですべてを見つけ出すことができます。私が描くビジョンも祈りを通して、事実化、現場化されます。全能なる神様を知り、聖霊の働きを知り、祈りの答えの霊的な事実を知っているなら、福音的な祈りを体験することができます。私を見出す定刻祈りと現場を変える常時祈りの奥義の中で毎日の生活を主とともに歩むとき、荒野を過ぎてカナンを征服する祝福が私のものとなります。
・ 神様の証拠を握って未来に向かって挑戦する今日の絵がありますか。今日を、福音で人とものごとを見て、祈りですべてをする聖霊の導きの日としてみましょう。
インマヌエル教会聖日1部 / 2009.7.12